200 悲しい出来事 2021/11/08
かつて児童養護施設で一緒に働いていた友人が珍しく怒っています。話を聞くと、最近その施設出身の60代の方が、遠方から訪ねてきたので、今は引退している友人は、中学校卒業以来40数年ぶりに施設を訪れるその方に同行して、見学したいとお願いしたそうです。しかし、あろうことか「アポがないと許可できません。」と断られ、自分が育った場所を見ることは叶わなかったそうです。
コロナ禍の中、簡単に施設の見学を許可することが出来ない事情は理解できますが、何か工夫をして柔軟に対応をすれば十分受け入れが可能だったのではないでしょうか。
児童養護施設は、そこで育った人から見れば故郷の実家のような存在とも考えられます。しかし、今回の施設側の対応は、全く人間味に欠けた理不尽なものと言えるのではないでしょうか。その施設で働いていた人間として恥ずかしく悲しい出来事です。
199 ミニランプ 2021/11/07
スケボー用のミニランプというものを、知り合いに頼んで作ってもらっています。ミニランプは、家の庭や車通りの少ない道路などで、ちょこっとスケボーの練習をするためのものです。いろいろ話をしていると、個人的にこれを持っている人は意外と多いようです。
198 授業参観 2021/11/06
今日は小学校の授業参観日です。学校から配布された案内文には、「新型コロナ感染防止のため、参観者は各家庭一人に限定させていただきます。」とあります。参観対象の授業も、午前中の4コマに限定していて、午後の下校時に保護者が集中しないように配慮しているともありました。
このため、我が家は里母のみが参観することになっています。参加できないとなるとなおさら、最終学年になり成長した姿を見たいという思いが強くなってしまいます。
197 未委託里親研修 2021/11/05
先月末から、今年度も未委託研修が始まりました。千葉県が未委託里親向けの研修を始めて、今年度で5年目になりますが、これまでで一番多い15組21人の方が受講されることになりました。
もちろん、この講座の受講が直接里子の委託につながることはありません。しかし、未委託の期間を利用して勉強することは里親としてのスキルを上げ、さらには関係機関や他の里親とつながって、里親としての資質が向上することは確実です。今年度も受講者の中から、ひと組でも多くの里親に里子の委託があれば良いと願っています。
道ばたの雑草・メヒシバ
196 コーラス 2021/11/04
しばらく前から、音楽祭に向けてオレンジの主なスタッフで、嵐の「ふるさと」のコーラス練習をしています。混声2部合唱でオレンジバンドのピアノ担当の伴奏、ボーカル担当の指導を受けながらかなり真面目に取り組んでいます。
これまで南房総の本拠地のメンバーと、K’orangeのメンバーは、別々に練習をしていて、一緒に合わせたのは一度だけです。
11月14日の本番まで、いよいよ2週間を切りました。少しずつまともになりつつありますが、さてどうなることやら。
メンバー構成若めのイラストしか見つかりませんでした。
195 児相への通所 2021/11/03
昨日、小学校6年生の里子を連れて児童相談所に行ってきました。夏前から児童相談所とオレンジと里父母が協力して進めてきた、ライフストーリーワーク(LSW)のクライマックスとも言える作業をするためです。
私が同席して、心理司と福祉司から、子どもに対する手紙と題する数ページの冊子を読みながら、子どもが里親宅に来た経緯、現在の実家庭の状況、今後の見通しなどの丁寧な説明がありました。
帰りの車の中で感想を聞いたら、委託されるときに実母が経済的に苦しかったことと、母の年齢を知ることが出来て良かったと言いました。
行く前からどうしても寄りたいと言っていたスケボーパークは、疲れたと言うので寄らずに帰宅しました。
194 留守番 2021/11/02
今週の土曜日は小学校の参観日です。そして来週の月曜がその代休になります。この休みを利用して、里母は同居している里母の母・おばあちゃんをショートステイに預けて、長野県の実家に一人で出かけます。去年の夏に里母の姉夫婦が行って以来、実家には誰も入っていないので風を通して様子を見るのが目的です。
当初は三人で出かけるつもりでいたのですが、子どもがスケボがやれなくなるから行きたくないと言うので、三日間、私は子どもと留守番をすることになりました。これまでにも何度かこのような状況は経験してきていますが、子どもは成長して行動範囲も広がり自分の意思で行動することも多くなってきています。こちらの意見を押しつけないように気をつけたいと思っています。
193 校則違反 2021/11/01
子どもが校則違反をするんだと意気込んでいるので、何のことかと聞いてみると、「学区外に子どもだけで行ってはいけないという校則があるけど、学区外にあるイオンに友達と行く。」と言います。さらに話をしてみると、今回一緒に行く女子を含む10人ほどのグループの中で、うちの子以外はほとんどの子が、すでに子どもだけでイオンに行った経験があるようです。
一昨日の土曜日、張り切って自転車に乗って出かけていきました。そして、午前中から夕方まで、子どもたちだけでお昼を食べ、ガチャをやったり、ゲームをしたりと「青春」したようです。
オシロイバナの実
192 怒鳴らない子育て 2021/10/31
これを書いている横で、里子が宿題の算数ドリルをやっています。30分ほど前に始めたのですが、手いたずらや、ガチャでとってきたアニメのキャラクターのフィギアを眺めたりでほとんど進んでいません。時々声を掛けていますが、集中できないようです。
私には40歳を過ぎた娘と息子がいますが、彼らが小さい頃、こんな時は怒鳴ったりして無理矢理勉強をさせていました。しかし、里子を育てるようになってからは、以前に比べて怒ることが少なくなったと感じています。これは、歳を重ねたこともありますが、様々な研修等で子育てのスキルを学ぶことにより、自分自身が少し成長したことにもよるのだと思います。
こう書いているうちに、子どもは集中し始めて、ドリルを4ページ進めて○付けも終わりました。あらためて怒鳴らなくて良かったと思いました。
191 チカラシバ 2021/10/30
漢字では「力芝」と書きます。道ばたに生えている何の変哲もない植物ですが、とても根がしっかり張っていて、茎を引っ張って抜こうとしても手が痛くなるだけです。完全に撤去するには、スコップか何かで根こそぎ取り去るしか方法がなさそうです。
190 キノコ採り 2021/10/29
南房総で野生キノコを食べているのは、私の知る限り館山市の畑(はた)地域だけです。畑は、九重から白浜に抜ける新しい道路・グリーンラインが整備されるまでは、房総のチベットなどと呼ばれていましたが、房州マツタケを初め何種類かの野生キノコを食べたり、捕った川魚や天然の山菜を食べたりする独特の食文化が残っています。
今年の秋は、仕事と天候の巡り合わせが悪く、畑の友人ともキノコ採りに行けないままシーズンが終わりそうです。
画像は、インターネットからのイッポンシメジです。
189 安達太良山 2021/10/28
「はるかなる夏の稜線行く人の色あざやかなザックのつづく」(拙作)
三十年以上前の夏、当時所属していた短歌の会の全国大会に参加して、福島県の岳(だけ)温泉に宿泊しました。「短歌の歴史」などの講義をさぼって、眼前の安達太良山に登りました。これは、当時を思い出して作った歌です。その時も同じ題材で歌を作ったのですが、忘れてしまったので記憶を頼りにもう一度作り直してみました。
188 雨飾山(あまかざりやま) 2021/10/27
またまたテレビの話で恐縮ですが、BSプレミアム「山女日記シーズン3」の第二話「ロマンスの道しるべ 雨飾山」を見ました。今は小学校6年生になった里子が、まだ3歳だった夏、この山のある長野県小谷村に出かけました。登山口近くにあるキャンプ場でテント泊をした後、翌日、里母一人で雨飾山に登り、私とまだ小さかった子どもは、麓で待っていました。
時間がたっぷりあったので、子どもと一緒に周囲2㎞の大きな池の周りを歩いた後、温泉に入ったりかき氷を食べたりした記憶が、このドラマを見ながらよみがえってきました。
187 よくある話? 2021/10/26
テレビ東京の深夜番組、片桐はいり主演の「東京放置食堂」が面白いと聞いたので、録画してみてみました。第6話まで進んでいましたが、何回目から見ても分かる内容でした。
第6話は、ゲストの橋本マナミ演じるドラマの脚本家が、伊豆大島を訪れて養子縁組に出してしまった自分の娘に会うというお話しでした。
小説やドラマなどのいわゆるフィクションの世界では、よく里親や養子縁組の話が出てきます。その世界にどっぷりとつかっている人間として、「そんなによくある話なのかな?」との疑問を持ち、「お手軽に感動的なお話しに仕上がるからなのかな?」などと思ってしまいます。
186 ボディーパーカッション 2021/10/25
11月14日(日)に行われる「ハッピーファミリー音楽祭」で様々なパフォーマンスが行われるのは、すでにお伝えしてきているところですが、初参加のきみつカフェの里親グループは、「ボディーパーカッション」というものをやります。これは、音楽に合わせて体のいろいろなところを使って音を出してリズムをとる、いわば体を打楽器代わりにしたパフォーマンスです。
合わせる楽曲は、「茶色の小瓶」と「ルパン三世のテーマ」と聞いています。コロナ禍で実際に集まって練習が出来なかった時期を乗り越え、かなりのレベルまで仕上げて来ているようなので、今から本番が楽しみです。
185 K’orange 2021/10/24
K’orange(コレンジと読みます)は、オレンジの会が昨年の4月、鎌ケ谷市に開設したオレンジとして二つ目の児童家庭支援センターです。現在、実質上のリーダーを含めた4人のスタッフで、地域の子育て支援と里親子の支援を中心とした活動を精力的に行っています。
私は、南房総と鎌ケ谷、ふたつの児家センの長をしていますが、コロナ禍の中、思うように鎌ケ谷に足を運ぶことが出来ていません。鎌ケ谷のスタッフとは、毎朝Zoomでミーティングをして、その他こまめに電話やLINEでコミュニケーションを取ってはいますが、やはり実際に現地に行くのとでは、伝えられる情報量が格段に違うと思われます。
とりあえずですが、緊急事態宣言が解除されている状況なので、できるだけK`orangeに出勤したいと思っています。
強風の鏡ヶ浦
184 山女日記 2021/10/23
BSプレミアムで「山女日記」のシーズン3が始まりました。「会社勤めを辞め、北アルプス山麓で登山ガイドとして成長を続ける独身女性・柚月。彼女の元には今日も人生の苦悩を抱えた様々な依頼客が訪れる―。人気山岳ドラマのシーズン3。」(番組紹介文から)
工藤夕貴が演じる主人公が登山ガイドとして山を登りながら、その回ごとの登場人物の人生ドラマを織り交ぜて物語は進みます。
歳を重ねたせいなのか、コロナ禍で山に行けないからか、今回のシーズン3は妙に心に沁みています。そして、ますます里子と山に登りたくなっています。
183 音楽祭に向けて 2021/10/22
しばらく前から、6年生の里子と、11月14日の「ハッピーファミリー音楽祭」に向けて、どんな曲を歌うかの相談をしてきました。音楽祭は今年で第5回目になりますが、彼は小学校2年生だった第1回から出演していて、その時は、1学年上の元里子の女の子と二人でSEKAI NO OWARIの「RPG」を歌いました。
今年は、アニメ「僕のヒーローアカデミア」のテーマ曲「嘘じゃない」なら歌ってもいいと言っています。年々彼の意見をしっかり聞かないと出演が難しくなってきています。「嘘じゃない」は、私の全く知らない曲です。歌詞とコード譜を手に入れるところまでは終わりましたが、ギター伴奏の練習が進まず、ちょっと焦りが出てきました。
182 ママコノシリヌグイ 2021/10/21
この植物の名前を漢字で書くと、「継子の尻拭い」となります。茎や葉にトゲが生えていて、血のつながらない子の尻をそれで拭くというのです。画像の花は白色ですが、多くは白に薄いピンクのぼかしが入っているかわいい花をつけています。遙か昔に名付けられたと思われますが、今なら大騒ぎになって取り消されていることでしょう。
181 母子同時委託 2021/10/20
奨学金申請のお手伝いをするため、ある里親さん宅を訪問しました。大学進学を目指している高校3年生の女の子と面談したのですが、傍らで里親さんが女の子の産んだ赤ちゃんを抱っこしていました。
彼女は、合格すれば来年の4月から大学に進むことになりますが、学校に行っている間は、里親さんが赤ちゃんの世話をして、その他の時間は彼女が養育することになるそうです。
里親さんも「これをしたかったのよ!」と張り切っていましたが、社会的養護の目指すべき一つの理想型を見た気がしました。オレンジとしても、このフロントランナーの母子と里親さんに対して、できる限りの支援をしていきたいと思います。
180 カラスウリ 2021/10/19
7月9日のこのコーナーで、この植物のレース状の白い花を紹介しました。夜に咲き朝にはしぼんでしまう妖しい花です。その後、花が落ちると色も形も瓜のような実をつけます。そして、秋も深まってくるとその実は鮮やかな朱色に変わってきます。
私が子どもの頃、小学校の運動会はこの実が熟す時期に行われていました。当時子どもの間では、実の中のネバネバを足につけると速く走れると言われていて、私も運動会前日の学校帰りに、この実を採ってきては足につけたものです。
179 ハッピーファミリー音楽祭 2021/10/18
今年も、オレンジの一大行事「ハッピーファミリー音楽祭」が、11月14日(日)に開催されます。5回目になりますが、徐々に参加者も増え、今回は17組のパフォーマンスが披露されます。
前回までも里親子はもちろんのこと、児相職員、施設職員などの参加はありましたが、今回はそれに加えて、施設の子どもたちも二組参加してくれることになりました。また、パフォーマンスの種類も、バンド演奏、ハンドベル、ダンス、日本舞踊、琴、雅楽など、ますます多種多様になってきています。
一方、回数を重ねるごとに会場と舞台の一体感がじられるようになり、名前の通りの音楽祭に近づいています。今後、10回20回と継続していければと思いますが、音楽祭としての内容の充実とともに、ますますアットホームな集いになることをイメージしています。
178 スペアミント 2021/10/17
ウォーキングをしていて、歩道の脇にこの植物が群生しているのを見かけました。調べてみると、野生化したスペアミントらしいと言うことが分かりました。さらに、地下茎でどんどん伸びて、他の植物を枯らしてしまうほどの繁殖力があるので、地植えをするときは囲いをした方が良いとも説明されていました。
177 ネットワークの作り方 2021/10/16
数日前、このコーナーで自立援助ホームの見学をしたことを書きました。そのあと早速、施設長にオレンジの所内研修での講師をお願いしたところ、四十年来の知り合いであったこともあり、快く引き受けてくれました。
機関と機関がつながるためには、お互いをよく知ることと、顔の見える関係になることが重要だと考えています。いつの頃からか、その一つの方法として相手方を研修の講師に招くことが、有効な手段ではないかと考えるようになりました。今回もいい関係が出来ればと期待しています。
鏡ヶ浦越しの薄富士
176 修学旅行② 2021/10/15
子どもが修学旅行から帰ってきました。行く前は、「スケボーが出来なくなるから行きたくない。」などと言っていましたが、とても楽しかったようです。普段は学校での出来事などほとんど話さない子が、撮ってきた写真の説明をしっかりとしてくれました。
鴨川シーワールド シャチのショー(撮影・少年)
175 オランチの効用 2021/10/14
緊急事態宣言が解除されたので、久しぶりにオランチをしました。オランチとは、オレンジとランチをくっつけた造語で、簡単に言えばオレンジスタッフのまかない飯です。いただいたイカの冷凍食品がたくさんあったので、子ども食堂の試食として少し使い、スタッフが持ってきてくれたタコをタコ飯にして、春にみんなで作った自家製味噌の味見で味噌汁を作りました。
たまたま元里子がオレンジの清掃のアルバイトに来る日だったので、スタッフが機転を利かせて誘って、その子も一緒に食べることになりました。
あらためて、食は人と人をつなぐとても良いツールだと思いました。
セイタカアワダチソウ
174 自立援助ホーム 2021/10/13
昨日、県内のある自立援助ホームを見学させてもらいました。自立援助ホームは、義務教育終了後、様々な理由で家庭にいられなくなった、あるいは児童養護施設等を退所した、原則として15歳~20歳までの青少年たちが暮らす所です。
見学させてもらったホームの長の柔軟な発想により、児相からの一時保護委託や市からのショートステイの受け入れもしているそうです。最近は高校へ通う子が多くなったという説明を聞いたり施設内を案内してもらいながら、仮にオレンジから子どもをお願いしたとして、その後も一緒にフォローしていけるところではないかと感じました。そして、里子の自立を支援することを目指すオレンジとして、強いつながりを持つべき場所と思いました。
173 修学旅行 2021/10/12
子どもは、明日から一泊二日の予定で修学旅行に行きます。学校→鋸山→富津埋立記念館→マザー牧場→ホテル宿泊→かずさDNA研究所→鴨川シーワールド→学校とコロナ禍の中、県内しかも県南を出ないコースにしたようです。
移動のバス、あるいは訪問先・宿泊先などでコロナ感染防止対策を徹底しての修学旅行です。子どもたちに今しか体感できない経験をさせてやろうと努力してくれる先生方に頭が下がります。
172 落陽 2021/10/11
先週の夕方、小学校6年生の里子がスケボーパークに行っていたので、仕事帰りに迎えに行きました。陽の落ちるのが早く感じる季節になりました。
171 恩などない 2021/10/10
毎週土曜日の夕方6時5分からNHKで放送している「大江戸もののけ物語」を家族で楽しく見ています。旗本の次男坊と妖怪たちが、江戸で起きるさまざまな問題を力を合わせて解決するという、7回シリーズのお話しです。
昨日は第4回でしたが、突然、主人公の兄が実は「もらわれた子」で、兄は以前からそのことを知っていたと母に伝えるという展開になります。そして母に、弟の身代わりとなり「恩を返したい」と言います。それに対して母は、「あなたは私の子どもなんだから、返さなければいけない恩などない」と言います。
小学校6年生の里子も一緒にこの場面を見ていましたが、どのように感じたかは聞いていません。
170 「ワンダー」 2021/10/09
「オーガスト・プルマンはふつうの男の子。ただし、顔以外は。生まれつき顔に障害があるオーガストは、はじめて学校に通うことになった。だが生徒たちはオーガストの顔を見て悲鳴をあげ、じろじろながめ、やがて「病気がうつる」と避けるようになる。一方で、オーガストの話をおもしろいと感じる同級生は少しずつ増えていた。そんなとき、夏のキャンプで事件が起こる……。全ての人に読んで欲しい、心ふるえる感動作。」
(「ワンダー」の紹介文から)
子どもが最近読んだ「もう一つのワンダー」は、前作「ワンダー」のいわゆるスピンオフと言われる作品です。「ワンダー」は映画にもなっていて、私も子どもと観ました。
169 里親リクルート 2021/10/08
昨日の新聞に、2020年度の朝日広告賞の受賞作が発表されていました。その中の一般公募の部で、里親制度を広告する作品が入選作として載っていたので見てみましたが、正直に言ってがっかりしました。デザイン的には洗練されていて、良い作品なのかも知れませんが、これでは、社会に里親制度を広める効果はほとんどないでしょう。
168 読書月間 2021/10/07
寝る時間が早い私が、ふと目を覚ますと、隣に寝ている小学6年生の里子が灯りをつけて本を読んでいます。時計を見ると11時に近い時間です。前日の夜も遅くまで読んでいたので、「いつまで起きているんだ」と声を掛けると「もうちょっとで読み終わる。読書月間だから」と言いました。私は、しゃれたことを言うと思いながら寝てしまいました。
今朝、何の本を読んでいたのか見てみたら、以前子どもが読んだ本の続編でした。里母が図書館から借りてきたようです。
167 ピアサポート 2021/10/06
録画してあった「NHKスペシャル・認知症の先輩が教えてくれたこと」を見ました。
香川県にある認知症の専門医療を行う西香川病院。その一角に、認知症の人が悩みを打ち明ける、ちょっと変わった相談室がある。相談に乗るのは、先に認知症となった、いわば「認知症の先輩」。診断後大きなショックを受けた当事者や家族に、認知症になって気づくことを伝えていく。
これは、いわゆるピアサポート、ピアカウンセリングと言われるものですが、オレンジが県内7ヶ所で開催している里親対象のカフェも、同じ発想からとあらためて思いました。さらに、里子に対してのピアサポート、ピアカウンセリングを実践に移していく時期が近づいているとも感じました。
166 守秘義務の壁 2021/10/05
社会的養護、特に里親制度は、関係者による様々な取り組みにもかかわらず 、残念ながら日本の社会全体から見るとかなり日陰の身であり、その制度を詳しく知っている人はほとんどいない状況だと思います。
この原因の一つとして考えられるのは、テレビや新聞などで里親と子どもたちを紹介するとき、里子の顔を出して実名で紹介することが出来ないからではないでしょうか。どんなに良い話でも、顔にぼかしが入っていたり仮名で呼んでいては、それを見た人の心には響かないと思います。
これを解決する手段は、なかなか見つかりませんが、今のところ成人になった元里子に顔出し実名で様々なところで体験を発表してもらう以外にないかなと思っています。
165 アドボケイト③ 2021/10/04
子どもアドボケイトに関する本を読んでいたら、映画「こんな夜更けにバナナかよ」を紹介していたので観てみました。
夜中に「バナナが食べたい」と起こされた介助者が「こんな夜更けにバナナかよ」と憤る。でも「当たり前だよな」と思うようになっていく。重度障害の当事者の周りに多くの介助者が集まり、その中でみんなが支え合っていく姿が描かれています。
障害者と子どもの違いはあるものの、意見表明の意味について考えさせる内容でした。
164 里親月間③ 2021/10/03
昨晩、千葉テレビで放送されたウィークリー千葉県「里親制度を知っていますか」を見ました。先日このコーナーでお知らせした、オレンジと関わりの深い元里子のインタビューが流れました。15分番組の中の5分にも満たないインタビューだったので、どれほど里親家庭の理解につながったかはわかりませんが、堂々とした受け答えに「まゆみさん」を推薦して本当に良かったと思いました。
163 里親月間②2021/10/02
昨日の新聞各紙に「広げよう「里親」の輪」という全面広告が出ました。この広告は、厚労省が10月の里親月間初日に合わせて毎年続けているものです。その他オンラインのシンポジウムなども開催していますが、この一連のキャンペーンは、国として里親開拓に取り組んでいることをアピールする、単なるパフォーマンスだと思っています。
私は里親を増やすには、現在の里親手当を倍増すればすぐに解決すると思っています。予算的にすぐには出来ないと言うことはあると思いますが、国が本気で里親リクルートに取り組まない本当の理由は、次の2点だと思っています。1点目は、里親の急増は、児童養護施設や乳児院などの児童福祉施設が危機に陥るため反発を招くこと。2点目は里親が急に増えると支援体制が追いつかず、里親不調が多発する怖れがあるためです。
急激な変革がこのような軋轢を生むこともあり、国は社会情勢を見極めながら、機が熟すのを待っているのでしょう。
162 休校 2021/10/01
強い台風が近づいていて、昨夜から強い雨が降っています。うちの子が通っている小学校は、今日休校になり子どもは大喜びです。でも、外にも出られないので一日家の中で過ごすことになると思います。金曜日は本来ゲームがやれない日と決めていますが、勉強をやることを条件に、特別ゲームをやれることにしました。
161 カフェの歌候補 2021/09/30
トンネル抜ければ 海が見えるから そこからドン突きの三笠公園で
あの頃みたいにダサいスカジャン着て お前待ってるから急いで来いよ
俺の話を聞け 5分だけでもいい 貸した金のことなどどうでもいいから
お前が愛した横須賀の海の 優しさに抱かれて 泣けばいいだろう ハッ!
最近テレビやラジオでこの歌をよく耳にします。クレージーケンバンドの横山剣が歌う、「タイガー&ドラゴン」です。歌詞の中の言葉を借りれば、以前はダサいと思っていたのですが、耳に馴染んでちょっといい歌に聞こえてきました。一緒に聞いた6年生の里子は「かっこいい!」と言っています。
カンナ
160 イヌビワ 2021/09/29
今月の初旬、ウォーキングをしているとき見かけたので画像に残しました。子どもの頃は、この実を食べたりもしていて、当時は「サルノデンボ」と呼んでいたのでネットで検索してみましたが、ヒットしません。正式名を思い出せないまま放っておいたら突然、イヌビワという名前を思い出しました。
植物の名前に付くイヌとかカラスは、美味しくないとか役に立たないと言う意味がありますが、この実はイチジクに似て甘くて美味しかったように記憶しています。
159 アドボケイト② 2021/09/28
子どもアドボケイトについて、あらためて勉強しようと「子どもアドボケイト養成講座」(堀正嗣著・明石書店)を読んでいます。所内研修に向けて内容をまとめながら、オレンジとして実践にどうつなげるか、考えているところです。
158 里親月間 2021/09/27
ひと月半ほど前、県の児童家庭課からオレンジに電話があり、10月の里親月間に合わせて、テレビでインタビューを受ける元里子を探しているとのことでした。すぐに思いついたのは、小学生の頃からオレンジとの関わりがある、現在は結婚して子育て中の保育士の女性でした。さっそく連絡して出演をお願いしたところ、快諾してくれました。
彼女のインタビューは、10月2日(土)PM10:00~10:15に千葉テレビで放送される「ウィークリー千葉県 里親制度を知っていますか」の中で見られると思います。
157 校歌 2021/09/26
夕映え映る富士山の 姿ににおう大いなる 誠を持ちて種々の新しき道
いざやいざや 歩まん吾等
里子の通っている小学校の校歌です。そして、私の母校の校歌でもあります。校歌ですから、入学式や運動会などの大きな学校行事の時に、参加する児童全員で歌います。数十年の時を経て、違った立場で、小さな後輩たちが歌う今も変わらない校歌を聴くと、胸が熱くなったりします。
ちなみに、私の卒業した中学校は今年度統合され、新しい校歌を公募しています。そして、うちの子は来年4月に統合された中学校に入学することになります。入学式に保護者として出席して、新しい校歌を聴いた時、どんな感情が生まれるのでしょうか。
銀杏
156 ドリトル先生 2021/09/25
朝日新聞に連載されている読み物、「新ドリトル先生物語 ドリトル先生ガラパゴスを救う」を読んでいます。これは、児童文学の古典的名作と言われている、ドリトル先生物語シリーズをモチーフに、生物学者の福岡伸一さんが新しく書いているお話です。
私は子どもの頃にこの原作シリーズを夢中になって読んでいました。新作は原作のテイストを残しながら新しい展開があり、読んでいて楽しい作品になっています。小学校6年生の里子も楽しんで連載を読んでいるので、原作の話をしたら図書館から借りてきてくれと言います。どんな感想を持つのか楽しみです。
朝焼けの里山
155 アドボケイト 2021/09/24
昨日の朝日新聞に「子どもアドボケイト「何でも聴くよ」」と題する記事が載っていました。アドボケイトとは、児童養護施設や児童相談所の一時保護所、里親家庭などを訪問して、子どもの意見表明を支援する人だと説明しています。そして、国のモデル事業として進めている大分県や、最近取り組みを始めた和歌山県、岡山県の事例を紹介しています。
以前から関心を持っていたテーマですが、記事にもあるように施設や里親側から「子どもの声を聴いていないと見られているのか」「監視されるのか」と取られることもあり、簡単には進められないことも分かっていました。アドボケイト養成講座を受けた専門職が実施するものとの説明があったので、調べてみましたが、今年度受けられるものはなさそうです。オレンジですぐに実践できるかどうかは別として、所内研修で勉強を始めて行きたいと考えました。
オクラの花
154 歴史番組 2021/09/23
最近のテレビ番組は、日本の歴史を扱うものが多いような気がします。NHK、民放を問わず、例えば「歴史探偵」「英雄たちの選択」「知恵泉」「もう一度近代史」等など。
子どもは日本史が好きで、以前から関係する本やマンガを読んだりしています。6年生になり、社会科で日本の歴史を習い始めてますます興味が増しているようです。
私も、新聞のテレビ版から歴史番組を探して一緒に見ているのですが、なかなか昔勉強したときの記憶がよみがえってきません。
少年・画
153 パークビルダー 2021/09/22
小学校6年生の里子は、相変わらずスケボーに夢中で、学校から帰ってくるとすぐにスケボーパークに行くのが日課になっています。
NHKテレビの番組「サラメシ」で、スケートボードパークを作る仕事を取り上げたので、子どもと一緒に見てみました。10人ほどの職人全員がスケートボーダーで、仕事の合間に滑っている姿も出てきました。みんな自由でとても楽しそうでした。
シュウメイギク(秋明菊)
152 地域に根ざす 2021/09/21
テレビ朝日の番組、「子どもたちの未来のために~地域に根ざす支援の現場~」を見ました。全国各地で子ども食堂と学習支援をしている民間団体の活動現場を、タレントのつるの剛士が訪問して紹介していました。子ども食堂、学習支援ともに、オレンジが力を入れている活動なので興味深く見ました。
どの団体の活動も、参考になる良い取り組みだと思って見ていましたが、、特にオレンジでも取り入れた方が良いのではないかと感じたのは、学校との連携をしている現場の活動でした。
鏡ヶ浦越しの富士
151 自立支援 2021/09/20
今朝の朝日新聞に「施設・里親家庭の子 夢あきらめないで」と言うタイトルの記事が載っています。その記事は、いわゆる社会的養護下で大人になっていく子どもたちが、経済的な理由で進学をあきらめないための支援をする団体等の紹介と、当事者の体験談などを紹介しています。
ここ数年、オレンジもこの活動に力を入れてきています。ここでも、オレンジの支援理念に沿って、個別に細やかに早期からの関係作をりして、必要があれば進学後、そして就職後までの切れ目ない支援を目指しています。
Boy’s Treasure
150 未委託里親 2021/09/19
千葉県には、現在600を超える里親家庭があります。そのうち児童相談所から里子の委託を受けている里親家庭は、200をちょっと超える程度と思われます。つまり、子どもを預かっていない、いわゆる未委託里親の数は400を超えています。
未委託里親が多い原因としては、様々考えられますが、私が大きな要因の一つと考えていることに、里親委託に対する児童相談所の消極性があります。児童相談所は、児童相談所から見て養育環境に不安がある里親家庭に子どもを委託することにためらいがあります。
しかし、里親家庭は個人の家庭であることは言うまでもなく、個人の家庭にはそれぞれ弱点もあります。その弱点に個別に丁寧に寄り添って支援していく体制を整えることこそ、未委託里親を減少させ、社会資源として有効活用する方法ではないかと考えています。
少年・画
149 ヒガンバナ 2021/09/18
今年もヒガンバナが咲き始めました。この花は、畦道などに鮮やかに現れていつしか消えていきます。この花が消えていくと、いよいよ私が待っていたキノコのシーズンの到来です。今年のキノコは、豊作でしょうか、それとも...。
148 ネムノキ 2021/09/17
葉の落ちた枝先にまばらな豆をつけているのは、ネムノキです。梅雨の曇り空の下、目を引くピンクの花をつけていた木が、秋の訪れを感じさせます。
147 お絵描き③ 2021/09/16
子どもの絵に刺激を受けて、私も絵を描いてみようと練習を始めました。植物の絵は一時期凝ってずいぶん熱中したことがありますが、熱が冷めてから20年以上が経ってしまっています。まずは身近にあるものから描いてみて、その後里山の草花に挑戦していこうと考えています。
でも、案外うまく書けたので、とりあえずアップしてみました。
146 お絵描き② 2021/09/15
里山の草花の絵を描く準備として、本を買いました。子どもが先に見て、お手本を見ながらトウガラシを描きました。味がある絵を描くと感心してしまいました。
私の絵を「里山だより」にアップするのは、少し先延ばしにしようかと思います。
145 お絵描き 2021/09/14
子どもが、自主学習のテーマを何にしたら良いかとアドバイスを求めてきたので、最近彼が熱中しているスケボーの歴史を調べてみたらと言ってみました。インターネットを使って色々調べていましたが、オリジナルの絵も入れることにして、何度も「お絵描き楽しい!」と言いながら時間をかけて描いていました。
私も里山の草花を描いて、里山だよりにアップしようかと考え始めました。
144 ランタナ 2021/09/13
この花はとにかく目立ちます。名前が分からなかったので、「夏の花 カラフル」と検索したら、一発でこの花の画像にたどり着きました。色変わりも様々あるようですが、どれもみんな派手ですね。
143 フロントランナー 2021/09/12
昨日、朝日新聞の土曜日別刷り版「be」のフロントランナーのコーナーに、君津市でファミリーホームを運営する廣瀬タカ子さんが取り上げられました。廣瀬さんは、最近テレビ番組「情熱大陸」でも紹介されていて時の人になっています。まさに我々里親に関係する人間を引っ張っている「フロントランナー」だと思います。
ツリガネニンジン
142 はらぺこあおむし② 2021/09/11
一昨日、アオムシが3匹くっついているアシタバの画像をアップしました。その近くにキアゲハがとまっていて、童話「はらぺこあおむし」を思い出しました。そのお話しは、「アオムシが綺麗なチョウチョになりました。」で終わります。
141 岬のマヨイガ② 2021/09/10
9月1日に、この本を読んだことを書きましたが、読み終わった本をリビングの棚に置いておいたら、子どもが読んでいました。里母にも勧めたところ、昨晩から読み始めました。
私は、絵本以外に家族みんなで1冊の本を読むことを、私の育った家庭や私が実子を育てた家庭では経験したことがありません。
里母が読み終わったら、3人で感想を共有できたら良いなと思ったり、この本の他にも、家族みんなで読む本が見つからないかと考えたりしています。
タマスダレ
140 アシタバ 2021/09/09
長野県で、義父からウドやタラの芽などの山菜採りを教えてもらったのは、40年以上昔のことです。それをきっかけに南房総でも山菜採りを始めたところ、この植物に出会いました。天ぷらやおひたし、汁の実などにして食べています。
秋に入って花をつけていたので、写真を撮って拡大してみたらキアゲハの芋虫が3匹いました。
139 収穫 2021/09/08
このところ雨が降ったりやんだりして、気温も低い日が続いています。稲の刈り入れ時期に重なり、農家の人も日程を決めるのに頭を悩ませているでしょう。素早く終わらせた田んぼも多く見られますが、まだタイミングを計っているのか、残されている田んぼもあります。
138 ニラの花 2021/09/07
センニンソウと同様、この時期里山で目立つのが道ばたのニラの白い花です。道に沿って線状に並んで咲いているので目を引きます。これもズームしてみるとおしゃれな構造をしています。シジミチョウと相性が良いようで、よく花にとまっています。
137 センニンソウ 2021/09/06
昨日の日曜日、久しぶりに里山をウォーキングしていると、この白い花がやたら目立ちました。調べてみたらセンニンソウという植物のようです。遠目には白いかたまりのように見えますが、近づくと一つ一つは可憐な花です。たまたまハナアブが休憩していました。
136 ウドの実 2021/09/05
ウドの実が食べられると知ったのは、遙か昔の山梨県の民宿でした。庭のウドの実が食べ頃に見えたので、天ぷらにして食べてみました。ほのかにウド独特の香りと苦みがあり、ビールが進みました。
135 L.S.W 2021/09/04
社会的養護の用語で、ライフストーリーワークの略です。ざっくり言うと、子どもの生い立ちの整理、真実告知などを適切に行い、子どもの自立を支援する技法です。
オレンジでは3年ほど前から、組織全体でこの技法の習得に努めていますが、様々な要素が複雑に絡み合っていて、まだまだ自分たちのものに出来ていません。
多くの里親委託ケースに適切なLSWが行われるように、長い道のりになるのを覚悟して、地道に取り組んでいきたいと思います。
134 ある日の里親家庭 2021/09/03
一昨日は、同居している義母の98歳の誕生日だったので、ケーキを買ってきてお祝いしました。その傍らで、小学校6年生の里子は、ゲームの時間をかなりオーバーして注意され、逆ギレして悪態をついていました。夕食後もごちゃごちゃと文句を言っていましたが、おばあちゃんが寝てしまった後、誕生日の雰囲気を壊してしまったことに「俺が謝っていたとおばあちゃんに伝えて。」と里母に頼んで「明日、自分から謝りなさい。」と言われていました。
133 はらぺこあおむし 2021/09/02
オンラインで行うへいわカフェで、童話「はらぺこあおむし」をやることになりました。ギター伴奏で歌いながら、ペープサートでお話しを進めていきます。月に2回開催している幼児と母親を対象とした「リズムとお話しの森」(現在はコロナ感染拡大防止のため休止中)での定番パフォーマンスを、オンラインでやるという初めての試みです。「リズム」では7人構成のバンドの演奏に合わせてペープサートを演じるのですが、今回はギター伴奏のみで、歌うのもバンドメンバーではなく、それ以外のオレンジスタッフ2名です。昨日1時間ほど練習をしましたが、ちょっぴり不安です。
132 岬のマヨイガ 2021/09/01
8月27日に封切られたアニメ映画「岬のマヨイガ」の原作(柏葉幸子著・講談社)を読みました。東日本大震災の日、夫のDVから逃れて来た女性、介護施設に入所する予定だったお婆さん、両親が不慮の事故で亡くなった小5女子の3人が偶然避難所で一緒になる。3人は「マヨイガ」と言う古い家で暮らし始める。
この映画で声優をした芦田愛菜さんが、舞台あいさつで「家族とは?」の質問に「いつも一緒にそばにいてくれて、私のことを支えてくれて、一緒にいると安心できる、ほっとできる存在。家族には感謝していますし、家族が応援してくれるから私も新しいことに挑戦しようという気持ちになれたりします。」と答えているのをテレビで見ました。
人間にとって永遠のテーマとも言えるこの問題の、一つの正解のように思えました。
131 夏の終わり 2021/08/31
田植えの終わったばかりの田園風景を撮ったのは、5月14日でした。いよいよ稲も黄金色になって刈り入れも近いと思われたので、写真を撮るチャンスをうかがってきました。でも、見る度田んぼの近くに誰かがいて、躊躇しているうちに、コンバインが入って刈り入れが終了してしまいました。
まだ刈り入れが済んでいない隣の田んぼも画像の片隅に入っている、こんな写真も良いかなと思い始めています。
130 年寄りの冷や水 2021/08/30
我が家は海まで車で5分くらいの場所にあります。環境が良いこともあり、この夏、子どもがサーフィンを始めました。インストラクター付きで始めたのですが、いつまでも教えてもらっていてはお金もかかるし、好きな時間に出来ません。かといって、子どもだけを海においてくることも出来ないので、付き添いの意味も含めて、私も挑戦してみることにしました。
館山市平砂浦海岸
129 サルスベリ(百日紅) 2021/08/29
猿も滑って登れないほど、樹皮が滑らかなのでこう名付けられたこの植物は、夏から秋にかけて長期間花を咲かせ続けます。そのため、百日紅の字を当てられてもいます。
実は、すでに8月13日のこのコーナーで、サルスベリの画像をアップしていたのですが、あらためて別な画像をアップさせてもらいます。それは館山市藤原地区に素晴らしいサルスベリがあることを思い出したからです。私は、こんな見事な樹形のサルスベリを他で見たことがありません。まるで満開の桜を見るようです。
128 夏山② 2021/08/28
BS・NHK「美の壺」のテーマが「山」だったので見てみました。この番組は、陶器や盆栽、刀剣など日本的な美の鑑賞方法を紹介していて、私は興味のあるテーマの時だけ見ています。この中で出てきた山は、燕(つばくろ)岳、八ヶ岳、妙義山、地蔵岳でした。
このうち燕岳と八ヶ岳の赤岳には、里子を含む家族で登りました。地蔵岳は私が若い頃、家族とは別のグループで登りました。妙義山は群馬県にある日本三大奇景の一つと呼ばれ奇岩の多い山ですが、まだ登っていません。今年の秋、県外に出られるようなら、家族で登りたい山の候補です。
燕山荘
127 親族里親? 2021/08/27
パラリンピックで鈴木孝幸選手が競泳の100m自由形で金メダルを獲得しました。彼の生い立ちについては、以前から少し知っていたのですが、今回あらためてネットで見てみました。鈴木さんは、先天性四肢欠損症で生まれ、両親に置き去りにされ、保育園長をしていた母方祖母に里子として育てられたそうです。早稲田大学を卒業し、現在はイギリスに住んでいるとのことです。
母方祖母が里親だと親族里親かなと思ったのですが、親族里親制度が創設されたのが平成14年で、彼がすでに13歳くらいになっている計算です。13歳頃に親族里親として認定されたとも考えられるのですが、おそらく彼の出身県である静岡県が、祖母が養育里親として赤ちゃんの孫を育てることを認めたのではないかと推測しています。
郵便受けの番人(子どもがこう呼んでいます)
126 夏山 2021/08/26
毎年家族で夏山に登ってきました。小学校6年生の里子はアウトドアが大好きなので、幼児の頃からかなり高い山にも登ってきました。北海道の羅臼岳、鹿児島県の開聞岳など百名山と言われる山にも一緒に登ってきました。日帰り登山が難しい山では、山小屋に泊まったこともあります。
それぞれの山行きは、家族のかけがえのない思い出となっていますが、昨年から今年の夏までは、南房総の低山を登って我慢してきました。今年も今のところ県外に出る状況にはありません。この秋には、また心に残るような山行きが出来るようになると良いなと思っています。
開聞岳(薩摩富士)
125 里親間の措置変更 2021/08/25
里子の問題行動に里親が対応困難になった、あるいは、里親が不適切な養育をしたなど、その他様々な理由から里親家庭からの措置変更が行われます。この場合、新しい措置先は、児童養護施設などの児童福祉施設になるのが一般的です。そしてほとんどのケースで、元里親宅からかなり遠方の施設に移ります。子どもは、実親などからの不適切な養育のため強制分離され、一度家庭や学校や友人などの関係を断ち切られています。そして新しい生活の場所で築いた様々な関係をまた断ち切られることになります。
統計的データはありませんが、里親から不適切な養育が行われていないケースについても、慣例的に多くのケースで遠方の施設への措置変更が行われているように思われます。
オレンジは、子どものストレスを軽減するため、距離的に元の里親宅に近い里親宅への措置変更の可能性を探っていこうと考えています。
124 歌声コーナー 2021/08/24
明後日オンラインでのカフェがあります。参加予定者には、今月の歌として、ゆずの「夏色」と井上陽水の「少年時代」をみんなで歌うと連絡してありました。そして、同時に「夏色」はテンポが速くギターの伴奏が難しいとも伝えてありました。
それから何回か練習をしてきたのですが、やはり「夏色」は思うように弾けません。そこで急遽、唱歌の「我は海の子」に変更して連絡しました。これだったら、テンポもゆっくりなのでなんとかなりそうです。オンラインでの合唱がうまくいくかどうかは別にしても。
ガマの穂
123 B.B.Q 2021/08/23
庭でバーベキューをしました。いつもの夏なら大勢で賑やかに楽しむのですが、今年は家族だけの静かなバーベキューになりました。メインは、ダッチオーブンで焼いた丸鶏でした。バーベキューが終わる頃には暗くなってきたので、薪を組んでキャンプファイアーをしました。
B.B.Qの風景(撮影・少年)
122 夏休みの記憶 2021/08/22
私もかつては、夏に特別なワクワク感を持っていました。それはおそらく子どもの頃体験した夏休みの記憶と深い関係があると思っています。セミ採り、海水浴、かき氷、スイカ、親戚の家などの光景が、時には匂いまでも伴って私の心には刻まれています。もうすぐ夏休みが終わります。昨年と今年、子どもたちは普通の夏休みを経験出来ていません。コロナ禍の夏休みは彼らにどのような記憶を残すのでしょうか。
子どもが夏休みの課題に、写真を見ながら絵を描きました。
121 生き物の飼育 2021/08/21
7月に捕ってきたザリガニを二匹飼っています。私が毎日水槽の水を替えて餌をやって、結構大変です。子どもは全く世話をしていませんが、時々気が向くと水槽をのぞき込んで様子を見ています。それでも捕ってきたところに返すと言えば、反対するのは明らかです。この他、金魚にメダカにイモリも飼っていますが、みんな子どもが欲しいと言って手に入れたものです。それでも大人が世話をしている。生き物飼育の「あるある」ですね。
120 ひまわりの子どもたち 2021/08/20
NHK・ETV特集「ひまわりの子どもたち~長崎・戦争孤児の記憶」を見ました。戦後長崎に孤児を収容するために作られた、「向陽寮」の卒業生へのインタビューを中心に構成されていました。卒業生が今も「お母さん」と呼んで感謝する施設長の女性の生き方を紹介しながら、卒業生の施設での生活とその後の平坦ではなかった人生を想像させてくれる、丁寧に作られた番組でした。
カタバミ
119 オンラインカフェ 2021/08/19
昨日、初めてカフェをオンラインで開催しました。参加者は、8組9名の里親と子どもが2人、オレンジスタッフ3名の14名でした。いつものように、自己紹介と近況報告のあと、初めての企画、オレンジスタッフの保健師が講師役で、乳幼児の日常的な病気やケガへの対処法についてのミニ講座をやりました。その後、この秋に開催する音楽祭に演じる出し物の練習をしました。
オンラインの印象として、参加した方たち全員がパソコンやスマホの操作に慣れていて、ミニ講座、音楽祭に向けての練習ともに、オンラインの違和感が少なかったと感じました。以前は正直、「カフェは対面でやるからこそ意味がある。」あるいは、「オンラインでやっても、参加者が少ないだろう。」との考えから、オンラインの開催には消極的でした。今回の経験から、あらためて、人と人とのコミュニケーションの取り方が大きく変わるかも知れないと強く意識させられました。
118 異文化体験 2021/08/18
我が家の家族構成は、里親夫婦と里母の母と小学校6年生の里子の4人です。時々、もし里親でなかったらどんな生活をしていただろうと考えます。そして、その時はその時なりに、その生活に満足していたのだろうと思います。
しかし、あらためて里子がいるから体験していることを考えてみると、たとえば、大人だけの生活では見ないであろうアニメやバラエティなどのテレビ番組の視聴。子どもと一緒にする楽器やスポーツ。付き合うことのなかったタイプの人たちと知り合うなど、大げさに言えば違う文化に触れています。そして、なにより日常的に子どもの言動により喜んだり怒ったり悲しんだりと、家族の感情の振れ幅が大きく違っていると思います。
これからも、心配事や悩みはつきないと思いますが、嬉しいことちょっと困ったことの両方を楽しみながら子育てをしていきたいと思っています。
117 血のつながりと家族 2021/08/17
里子と墓参りに行きました。我が家のお墓なので、もちろん彼と血のつながった人は入っていません。でも、彼は私の亡くなった父母を「おじいちゃん、おばあちゃん」と呼んで色々お願い事をしたりしています。彼が血のつながりや家族をどのように捉えているのか知りたいところですが、私もどのように考えて良いのか整理できていないので先延ばしにしています。
夏のキノコ
116 突然の初体験 2021/08/16
昨日の日曜日、南房総は降ったりやんだりの天気でした。することがないのでスケボーパークに顔を出してみました。行ってみると屋根付きの場所で2組の家族が遊んでいました。うちの子も一緒に入れてもらって楽しい時間を過ごすことが出来ました。
お昼に車の中でお弁当を食べて、その後しばらく滑った後、そろそろ帰ろうとしていたとき、何度か顔を合わせたことのある家族に「サーフィンをやりに行きませんか」と誘われました。ボードやウエットスーツなど必要なものはすべて貸してくれると言います。子どもは以前からサーフィンをやりたがっていて、今年の夏はスクールに入れてやろうと思っていたので、この際一緒に行かせてもらうことにしました。時折激しく降る雨の中、子どもは初体験のサーフィンを目一杯楽しみました。
115 甘い親 2021/08/15
子どもから私の携帯に、パソコンを壊したと報告の電話が入りました。タイピングの早打ちを競うゲームをやっていて、思うようにいかないのでバンバン叩いたようです。
半年ほど前、古くなった私のパソコンを買い換えるとき、まだ使える古いパソコンを彼に譲りました。夏休み前からタイピングの早打ち練習にはまっていたので、応援していたのですが、うまく打てないときなどにイライラしているのは知っていました。その都度あまり興奮しないように注意していたのですが、「やっちまったな」という感じです。 代わりに私のパソコンを貸して欲しいというので、イライラしたからと言って、大事なものを壊してしまうような人には貸せないと断りました。それから今日で四日目になりますが、反省している様子も見られるので、そろそろ私のパソコンを貸してやろうかと悩み始めました。甘い親と言われそうですね。
アカメガシワの花
114 集合写真 2021/08/14
実家から、亡くなった私の母の還暦祝いの写真が出てきました。そこには40年ほど前の母と、若かった私ときょうだいの家族が写っていました。額に入れて壁に掛けようとしていたところ、小学校6年生の里子が写真の人物をそれぞれ誰か尋ねた後、自分はどこにいるのかと訊いてきたので、まだ生まれる前で写っていないと答えました。
答えながら、彼が入った家族写真は飾ってあるものの、彼が入った親族の集合写真は飾っていないことに気づいたので、最近あった結婚式の集合写真を母の還暦祝いの写真と並べて壁に掛けることにしました。
ちなみに、この結婚式に参加した親族は、みんな彼を知っていてかわいがってくれます。子どもたちは、いとこ同士のような関係になっていて、コロナ禍でなければ、今年の夏も行ったり来たりして遊んでいただろうと考えるとちょっと残念です。
母の還暦祝い
113 児相の家庭訪問 2021/08/13
来週、児童相談所の家庭訪問があります。今回の訪問は、こちらからお願いしたもので、事前の綿密な打ち合わせなど、かなり大がかりな段取りを踏んだものです。ですから、里親としては、児童相談所の誰が何人でどんな目的で訪問してくるのかを分かっての受け入れとなりますので、心穏やかにその日を迎えることが出来ます。
一方、カフェでの里親の発言から一般的な訪問のイメージをまとめると、何人で誰がどんな目的で訪問するかを伝えられないまま受け入れることがあり、不安に思う里親も多いようです。
里親家庭は、ある意味一般家庭と同じです。訪問する際には、施設訪問と違うことを意識して、個別に丁寧な段取りを踏んで実施していただきたいと思います。
サルスベリ(百日紅)
112 NPOの持つ児家セン 2021/08/12
子ども家庭支援センターオレンジと子ども家庭支援センターK’orangeは、NPO法人が運営する児家センです。(法人情報・児童家庭支援センター欄参照)一般的に児家センは、社会福祉法人が運営している児童養護施設か乳児院にくっついて活動していて、オレンジのようにNPO法人が持っているものはごく少数です。
これには当然メリットとデメリットがあります。まずデメリットは、大きな後ろ盾がないので予算と人材が限られていると言うことと、児童福祉施設が普通に持っている歴史や、地域や関係機関との深い付き合いがないと言うことです。
メリットとして考えられるのは、歴史や付き合いなど様々なしがらみがないため、自由な発想から柔軟な活動が出来ると言うことで、デメリットをカバーして余りあると思っています。
夏休みの校庭
111 ホテイアオイ 2021/08/11
館山市から南房総市へ向かうバイパスのトンネル手前に、ため池があります。この池は、夏になるとホテイアオイがたくさんの花を咲かせます。
池の畔に立ってみると、池はがっちり柵で囲ってあってホテイアオイには近づけないため、スマホの望遠ではこのくらいが限界でした。
110 カツ丼 2021/08/10
昨日の朝、久しぶりに夕食に私がカツ丼を作ることにして家族に話しました。しかし、夕方になって突然急な用事で外出しなくてはならなくなりました。すると子どもが「カツ丼はどうなるの?俺はカツ丼が好きなんだ。」と言います。
うちの子は丼物が苦手でしたから、私の作るカツ丼にもそれほど期待していないと思っていたので、この言葉は意外でもあり、大変嬉しくもありました。
それほど遅くなる用事ではなかったので、帰宅してから子どもの分だけカツ丼を作りました。待っていた子どもは、「おいしい」と言って完食してくれました。
109 葛の花 2021/08/09
葛の花踏みしだかれて色新しこの山道を行きし人あり(釈迢空)
108 タイピンガーZ 2021/08/08
7月に入った頃から、子どもがパソコンのキーボードの早打ち練習をしています。学校の休み時間に、先生からパソコンを借りて友達と練習しているようです。家でも練習するようになり、いろいろなアプリを使っていますが、対戦型の「タイピンガーZ」が一番気に入っています。
今日は、台風の影響の雨風で家にいることになると思いますので、無理矢理対戦させられることになりそうです。この頃は分速200打に迫っているようで、私は到底勝てそうもありません。
ナツギク?
107 オレンジの活動範囲 2021/08/07
今回は、オレンジの活動範囲について考えてみます。NPO法人としてのオレンジは、まだまだ目標は達成できてはいませんが、県内すべての里親子支援を目指しています。
一方、オレンジの持っている二つの児童家庭支援センター、「子ども家庭支援センターオレンジ」と「子ども家庭支援センターK’orange」は、地域の子育て支援を目的に活動しているので、ある程度活動範囲が限定されていて、概ねその児童家庭支援センターのある市と近隣の市町が活動範囲です。
クサギ
106 ヘクソカズラ 2021/08/06
この植物はスイカズラやヤブカラシと同様、生命力が強い蔓性の雑草で厄介者扱いされています。夏の暑い盛りに、よく見るとおしゃれな花をつけます。なんともかわいそうな名前をつけられていますが、葉や茎を傷つけると嫌なにおいがするためだそうです。子どもの頃、この花にツバをつけて、鼻のてっぺんにくっつけて「天狗の鼻だぞ」ってやったものです。
105 エノコログサ 2021/08/05
近所の道ばたでこの植物の写真を撮っていたら、犬の散歩中の知り合いに「何の変哲もない草を撮ってどうするんですか?」と言われました。
穂の形が仔犬の尾に似ているので、犬ころ草が転じてこの名前になったそうです。猫をじゃらすのに良い形状をしているところから、ネコジャラシの別名もあります。
104 新たな専門性 2021/08/04
今月のもばらカフェでは、オレンジスタッフの保健師が講師となって「沐浴の方法」というテーマでミニ講座をやります。この保健師がオレンジスタッフになって約4ヶ月がたちますが、オレンジ内の母子保健に関するちょっとした疑問に的確な答えが得られることが多くなりました。また、今回のミニ講座のような単発的な活動ばかりではなく、家庭訪問への同行など、日常的な支援活動にもその専門性が大いに発揮されています。
以前から、子育て支援機関には保健師の専門性が必要だと考えていましたが、今はジグソーパズルの重要なピースがパチッと音を立てて入ったような気がしています。
ユウゲショウ
103 夏休みの過ごし方 2021/08/03
今、うちの子が好んで取り組んでいることが2つあります。スケボーとキーボードの早打ちです。スケボーは最近出来たスケボーパークに毎日でも通いたいと言います。キーボードの早打ちも、同級生や担任の先生に負けたくないと毎日のように練習しています。
でも、この2つも彼にとっては友達との外遊びとゲーム以上のものではありません。親としては、これらに勉強を加えて、バランス良く時間を使って欲しいと思っています。
ムクゲ
102 定点観測 2021/08/02
5月14日、6月24日と同じところから撮った画像です。夏空の下元気に育っています。
101 四者面談 2021/08/01
最近里親の要請を受け、進学する高校3年生里子の三者面談に同席するため県内いくつかの高等学校を訪問しています。これは、先生に対して社会的養護下の子どもの奨学金制度について説明したり、その申請に協力をお願いしたりするためです。
児童養護施設では、指導員等が保護者として三者面談に参加しています。指導員等は何年か施設に勤めていると、進学支援や奨学金受給の経験や知識の蓄積ができます。これに比べ、里親はこれらの経験・知識が圧倒的に乏しいと思われます。
統計的数字がなく現場の感覚からですが、里親家庭から進学する里子は増え続けていて、今後も増えていくことが予想されます。このためオレンジでは、これからより一層奨学金受給を軸とした進学支援に力を入れていきたいと考えています。
テッポウユリ