「CALL US研修」事業終了のお知らせ
子ども家庭支援センター「オレンジ」が実施してまいりました「子育て支援関係機関職員研修」(通称「CALL US研修」)を令和5年度をもって終了いたします。
この研修は,主に安房地域の子育て支援業務にかかわる皆さまを対象に自主事業として令和2年度から開催してまいりました。
目的は “知見や実践の共有” と “関係者の連携促進” でした。当センターといたしましては,4年間でそれらはほぼ達成できたと判断しております。また,同じ形態で継続することにより得られる効果は限定的ともとらえております。そのようなことから同事業を終了いたします。
いうまでもなく “知見” と “機関連携 ” は,私たちの業務遂行にとって生命線のひとつです。終えることなく追い求めていかねばならないと考えております。「オレンジ」は法や要綱に示された児童家庭支援センターの意義や社会的使命を一層自覚し,今後も地域の子ども家庭支援の充実に向け関係機関の皆さまにさまざまな発信と提案を続けてまいります。
なお,令和6年度以降は時代や社会の課題を踏まえたテーマで研修を不定期に開催することも検討しております。その際は,書面やホームページでご案内いたします。
プレイルームで多くの方々と時間や空気を共にできたことは幸せであり,同事業を企画・運営してよかったと思っております。
これまでご参加くださった延べ約800名の皆さま,ありがとうございました。
令和5年 後編研修
10月13日(金) | 子どもの権利の理解(弁護士) 子どもの権利と利益について学ぶ |
11月 6日(月) | 相談担当者のメンタルサポート(精神科医) 重篤な事例の相談を受けることで相談員自身が不調にならないための方法を学ぶ |
11月17日(金) | 児童虐待に向けた保健師からの挑戦(保健師) 諦めずに忍耐強く一人ひとりを支援する ~今こそ求められる支援とは~ |
11月29日(水) | 18歳成年と親権(弁護士) 18歳成年と親権に関わる課題と対策 |
12月 7日(木) | 思春期の子どもを持つ親のためのペレントトレーニング (オレンジ相談員) 思春期の子どもと関わる時のポイント |
12月25日(月) | 「にじいろはうす」の道のりと現在そして未来予想図 (相談支援事業所・代表理事) にじいろはうす開設に至る思い,現状の日々の様子,今後の展望などのお話を伺い,支援や協働について考える |
1月26日(金) | 小さくなってきた?! 安房の医療・教育・福祉の壁 (パネルディスカッション:医師・教員・児童福祉施設相談員) 専門分野の間には見えない壁があると言われる中,私たちの地域における医療・教育・福祉の連携状況について知り,今後の支援活動に反映する |
令和5年 前編研修
7月14日(金) | 「連携」という魔物を解剖する(オレンジ・所長) |
7月31日(月) | あなたの声が聴きたい ~不登校の子が教えてくれたもの~(オレンジ・相談員) |
8月 7日(月) | 生まれ育った地域で生き生きと笑顔で生活できるように ~発達相談室「ぱれっと」のできること~ (市教育委員会・室長ほか) |
8月23日(水) | 私は不登校の子にこう寄り添う ~こんな人生を歩んできたから~(市教育委員会・指導主事) |
9月 6日(水) | 子どものこころの発達課題と問題行動の理解と対応 (オレンジ・心理相談員) |
9月29日(金) | 虐待する親の理解(心理教育研究所・所長) |
令和4年度に実施した研修
- 7月 8日(金) 見守り強化事業から見えてきたもの(オレンジ相談員)
- 7月15日(金) ここがポイント! 18歳成年(自立支援相談員、弁護士)
- 8月 2日(火) みんなで考える!「相談」(オレンジ相談員)
- 8月17日(水) 特別支援学校と地域(特別支援学校・教諭)
- 8月24日(水) 警察と子どもの安心・安全(県警少年課・警部補)
- 8月30日(火) The「児童相談所」(児童相談所・課長)
- 9月20日(火) 里親体験談(オレンジ所長)
- 10月 6日(木) 思春期の子どもを持つ親のためのペレントトレーニング(オレンジ相談員)
- 10月21日(金) 基本のき! 解説「子どもの権利条約」(弁護士)
- 11月18日(金) 子ども虐待対応の基礎(小児科医師)
- 11月25日(金) ネグレクト家庭の理解と支援(オレンジ心理相談員)
- 12月 7日(木) 児童発達支援事業始めました。(障害児相談支援事業所長)
- 12月19日(月) 子ども虐待のトラウマ障害と発達障害(精神科医師)