児童家庭支援センター③

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

今日は,子ども家庭支援センター「オレンジ」の活動の特徴についてお伝えします。
児童家庭支援センターですから,基本的に昨日の②でお知らせした業務を行っています。
それら以外にも自主事業としてさまざまな活動を年間を通して展開しています。

まず「リズムとお話の森」。
乳幼児やその養育者を対象に生の音楽や手遊び歌,読み聞かせなどを提供します。
親子で楽しい雰囲気で過ごすひととき。
思わず体も動き出します。
次に「オレンジ学習会」。
小学生を中心に少人数指導体制で国語や算数などの勉強をします。
学校や塾とは違った空気の時間です。
送迎するお家の方々がいろいろと話す場にもなっています。
続いて「オレンジ食堂」。
目的はみんなで食を囲む。
今月まではコロナ対策のためお弁当をお渡ししました。
目的に近づけるために4月からは食堂形式で行うことを検討しています。
もちろん感染予防策を講じて。
そして「歌カフェ」。
大人の方へ生の音楽とコーヒーを提供します。
懐メロも登場します。
子育て中のお母さんや地域の皆様にゆっくりしていただく時間です。
さらに「子育て支援関係機関研修」。
地域の支援機関の方々にオレンジのもつ研修資源を提供しています。
地域の子育て支援体制をより高めることがそのねらいです。
最後に「24時間オレンジ電話」。
緊急性の高い問題や相談しにくい方々へのささやかな窓口です。
自治体では導入しにくい機能を民間としての優位性を生かして始めました。

このように児家セン「オレンジ」は様々な活動を展開しています。
子育て支援は,人がどのようにつながるかがカギを握ると考えています。
そのチャンネルは多い方がよいと思っています。
いずれも料金をいただくことはありません。
また自主事業ですから,基本的に運営費用は自主財源からの支出です。
児家センの本来業務を進めていくうえで土台となる地道な活動と位置付けています。
カッコつけた言い方をすれば,これらの活動は「オレンジの会スピリッツ」の表れです。

我々の組織では,里親子支援も大きな事業として日常的に行っています。
その業務は,オレンジの設置・運営母体である「NPO法人 子ども家庭サポートセンターちば」が担っています。
そのあたりは,いずれお伝えします。
(おわり)