昨晩,大川小学校の訴訟・判決をとり上げたテレビ番組を見ました。
以前にこのコーナーで取り上げた2人の弁護士も出演していました。
この訴訟は1審の地裁が小学校という現場の過失責任を認めました。
2審の高裁では現場に留まらず学校の設置者である市や教育委員会という行政機関に事前の備えの過失責任を認めました。
これまでにない画期的な判断として注目されています。
市の上告を最高裁が退け,高裁判決が確定したものです。
出演していた弁護士が「(原告である)遺族の “なぜ子どもが学校で死ななければならないんだ” というつぶやきが弁護活動をする覚悟をもたらした」という主旨の発言がありました。
人の心が人の心に響いたといえます。
他にも耳を傾けるべき言葉がたくさん続きました。
この裁判は,自然災害のみならず,子どもの育ちや養育にかかわる者,それをサポートする者すべてが「子どもの心身の健康を守り切る」という覚悟をもつことを訴えていると受け止めています。
心身の健康を守り切る
・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと