診察してくれたのは若い男性医師でした。
名札を見せて名乗り,問診が始まりました。
はじめに「〇〇さんは,何のために受診されましたか」と,受診の目的を聞かれました。
そして症状や変化など,丁寧に聞き取りが進められました。
たくさんの視点からの質問が続き,触診や体を動かしたときの状況も確認しました。
医師もいろいろと考えているようでした。
結果は「内科的な問題があるとは思えません」。
その理由も丁寧に説明してくれました。
「でも,整形外科でも問題なかったんですよね」と私の受診目的に立ち返ってくれました。
そして「提案できることが3つあります」と,その後の医療的対応について説明してくれました。
それらをお願いすることにしました。
終わりに「〇〇さんが他に気になったり心配されていることはありませんか?」と聞かれました。
私はとても安心した感じになりました。
受診の目的をしっかり聞いてくれ,所見を丁寧に説明し,その後の対応を提案してくれ,他の心配を聞いてくれる。
医師が聞きたいことだけ聞き診断するのではなく,受診者の気持ちを尊重して診察が進められたように感じたからです。
相談業務に携わっている者として教えられたような気持ちで帰宅しました。
受診②
・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと