第6条 いのちのこと。
1 ぼくらは、生きてていいんだ。
ほかの人に殺されていいはずがない。
苦しんでなきゃいけないとか、
痛い思いをしなきゃいけない、
なんてことは、
絶対ない。
2 だから、どんなときも、
ぼくらが元気に生きて、育っていけるように、
できることは全部してほしい。
これは、54条からなる「Convention on the Rights of the Child」(和訳:子どもの権利条約)を、「むずかしい条約文を、子どもにもわかるように」と、中学生が自分たちの言葉で訳したもののごく一部です。
日本も批准しており、日本政府による訳文は次のとおりです。
第6条
1 締約国は、すべての児童が生命に対する固有の権利を有することを認める。
2 締約国は、児童の生存及び発達を可能な最大限の範囲において確保する。
(以上 『子どもによる 子どものための「子どもの権利条約」』小学館 から)
いつも私のそばにある本の1冊です。
子どもの権利が脅かされたり奪われたりするできごとが連日起こっている我が国。
すべての大人がしっかり向き合うことを求められています。