テレビ番組で,料理を食べて感想を話す場面をよく見かけます。
いわゆる「食レポ」。
これまでに何度も「本当にそんなにおいしいの?」と思ったことがあります。
登場する食レポは「おいしい」と良い評価ばかりだからです。
家族で「まずくはないかもしれないけれど,なかにはそれほどでもというのもあるはずだよね」などと話していました。
ところが先日,非常に珍しい食レポ画面を見ました。
食べた人が「これは企画倒れですね」とハッキリ調理した方に話していました。
「個性的な組み合わせを狙ったんでしょうが,僕にはおいしいとは」と続きました。
ちょっとビックリ,そしてちょっと爽快感でした。
感じたことを率直に伝える。
時や場を踏まえる必要があるかもしれませんが,大事なことだと思います。
養育支援の関係機関の会議や協議でも同様のことが言えると思い続けています。
「相手にとって都合の悪いようなことは言わない」という風潮があると感じています。
子どもを守り支援すること,養育者を応援することが,支援機関の務めです。
機関同士の関係を悪くしないために率直な協議ができないことは,子どもや養育者を裏切ることになります。
「その方針はちょっと違うと思います」
ハッキリと伝えあうことのできる機関関係をつくりあげたいと思っています。
これは企画倒れですね
・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと