「チーム養育」
意味は何となく想像できるけれども,馴染みのない言葉と感じる方が多いと思います。
厚労省の里親養育支援機関に関するガイドラインに出てくる用語です。
いろいろな法規改正により,日本の社会的養護の考え方は転換期を迎えています。
家庭的養育を優先し,里親への委託率を高めるというのが国の方針です。
その際,養育者である里親だけにその責任や負担を負わせるのでなく,支援機関(フォスタリング業務を行う機関等)とともにチームで養育していこうという考え方が「チーム養育」です。
里親養育支援に携わる者や里親にとって,この考えは浸透し始めました。
社会的養護を必要とする児童は,さなざまな経験や背景から,少なくない課題を背負っています。
それゆえ,個別に細やかなかかわりが求められます。
多くの方がチーム養育の必要性を認識し,関係者は推進していく必要があります。
当法人も当事者としてその責務を果たしていかねばなりません。
チーム養育①
・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと