時代とともに新しい言葉が登場してくることは以前にも取り上げました。
仕事にかかわることでもあり,子どもや子育てに関する報道はできるだけ見逃さないようにしています。
最近知ったのが「ヤングケアラー」。
私が知らなかっただけで,みなさんはすでにご存じの言葉かもしれません。
少なくとも2年前には,この用語を取り上げた書籍が刊行されているようですので。
「ヤングケアラー」とは,家族の介護などを担っている児童(18歳未満の子ども)のことだそうです。
家族が病気や障害などで介護が必要になり,ほかにサポートする大人がいない場合,家事などを担うことになります。
そのことで学習や学校生活に支障が出るなどの問題につながることも。
ネグレクトとの区別も難しいような気がします。
心配なのは,その子が孤立してしまうこと。
児童福祉法の精神からしても放置はできません。
SOSとまではいかなくても,本人が周囲に話すことのできる環境は整える必要があるのでしょう。
ある県の調査によると,高校2年生の4%が該当するとのこと。
児童福祉や教育に携わる大人は念頭に置きたい実態です。
ヤングケアラー
・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと