子曰、父母唯其疾之憂

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

ちょっと読み解けないようなタイトルですみません。
ひらがなで書くと次のようになります。
「し いわく、ふぼは ただ その やまいを これ うれう」
意味は「お父さんやお母さんは,ただただ自分の子供の病気のことばかり心配するものなのだ」。
孔子(紀元前の中国の思想家・哲学家)が「親孝行」について尋ねられた際に答えたことばだそうです。
「だから,子供は,親のその心にそって,自分の健康に留意するのが,親孝行というもの」との教えのようです。
孔子の言ったとされることばをまとめた「論語」のなかの1章です。

病気に限らず,親は子どものすべてが心配といっても過言ではありませんね。
子どもの人権にしっかり目を向け,心配もし,期待もしながら子育てをしていけるようにありたいと思います。

※論語に関する部分の出典:「かなろんご100」(足利市教育委員会・史跡足利学校事務所)