こども家庭ソーシャルワーカー

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

2022年の児童福祉法の改正で新たな専門職が新設されました。
名称は「こども家庭ソーシャルワーカー」。
先月,初の資格認定試験が行われ,全国で703人が合格したと報じられています。
法令では「児童虐待を受けた児童の保護その他児童の福祉に関する専門的な対応を要する事項について、児童及びその保護者に対する相談及び必要な指導等を通じて的確な支援を実施できる十分な知識及び技術を有する者」と規定しています。
実務経験がある人で,職歴や有する資格に応じて100~265時間の研修を受け,試験に合格することが必要とされています。
また,守秘義務や技能の向上に努めることが課せられています。
児童福祉の課題は増加の一途をたどっています。
他の専門機関と連携して対応することが欠かせないことがほとんどで,そのことが新たな専門職が生まれた背景にあります。