助けてくださって

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

業務でかかわっているお母さんから時折聞く言葉があります。
「助けてくださってありがとうございます」
5年前からかかわっています。
オレンジへの来所は少なく,ほとんどが家庭訪問です。
言われるたびに返している言葉があります。
「助けているというわけではありません。一緒に考えたりできることをお手伝いしたりしています」
何度,この言葉を言ったでしょうか。
このご家庭のできることを確実に行えるようにし,潜在的な強みを顕在化させたりするのが仕事だと思っています。
「助けて」は,この方が生きてきて感じたことのなかから出てくる言葉だと受けとめています。
ですから使い続けてくださっていいとも思っています。
このご家庭の強みは「受援力」があること。
そして頼り過ぎず,必要と感じたときはいつでも発信できることです。
とても大事なことだと思っています。