たぶん

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

ケアラーに限らず,家庭内で課題や大変さに向き合っている方の話を耳にすると,「〇〇なんだろうなあ」と想像してしまうことがあります。
“親の介護をしながら仕事に行っているから,たぶん自分の時間が持てないんだろう“
“子どもが不登校だから,たぶん子どもになぜ行けないのと言っているのだろう”
“母子家庭だから” “子どもに障害があるから” “公務員だから”
あげればきりがありません。
人間の感情として自然なことかもしれません。
でも,当事者の話を聞き,実情を知らずしてそのように受け止めるのは危険だなあと思います。
偏見につながり,差別的な見方をしてしまう可能性があります。
一般的な傾向を脇に置き,当事者と向き合うなかで状況を個別に適切に理解していくことが求められます。
「理解なき支援はない」という言葉を聞いたことがあります。
ことによると,支援業務にあたっている者こそ陥りやすいことかもしれません。