一時保護中は,ほとんどの場合に児童相談所が子どもや養育者にかかわります。
保護が解除され家庭での養育が再開された後は,自治体をはじめとした地域資源が養育者とともに歩むことになります。
一定期間は児相が継続指導を続けますが,それも終了し,自治体と地域資源だけでの対応になっていきます。
常々感じているのは,保護中は難しいにしても解除後に自治体が養育者との関係を再開したり,整えたりする取組が弱いように思います。
もっと言えば,なされていない状況すら散見します。
どこかに児相任せという空気があるのでしょうか。
私は保護中から自治体もかかわっていくことがよいと思っています。
そもそも養育支援の主体は自治体であり,地域資源が連携してあたります。
自治体はそれに応じたり備えたりすることが求められています。
そのためにも通告から一時保護に至る取り扱いが適切だったかは大事になってきます。
話を聞いた養育者は「自治体とはもうかかわりたくない」と言っていました。
かかわりたくない
・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと