個別ケース検討会議

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

要対協の関係機関が集まり個別のケースについて協議する会議があります。
国の資料等では「個別ケース検討会議」と称されています。
「個別支援会議」「ケース会議」などと呼ぶことも多くあるようです。
最近,2つの会議に連日参加しました。
ひとつはオレンジ主催,ひとつは自治体主催でした。
これらの会議は,機関からの情報提供やその共有に偏り,肝心の今後のかかわりに向けての話が少なくなってしまうことがよくあります。
言葉を選ばずに言えば,エピソードを出し合い時間を浪費している井戸端会議でしょうか。
私は,基本となるエピソードは日常的に状況交換しておくべきだと思っています。
そこをしっかりコントロールするのが自治体の要対協調整機関です。
これらの会議の運営を改善していくことは,20年前から設置されている要対協のリニューアルに向けて課題のひとつです。
今回の2つの会議はそのようなストレスを感じませんでした。
会議の進行者がケース全体の構造をとらえ,参加者のニーズをどれだけ把握できているかがカギを握ると感じた2つの会議でした。