3歳児までが74%

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

市町村にこども家庭センターの設置が始まり,私の予想外のスピードで進んでいます。
ねらいのひとつは母子保健機能と児童福祉機能の連携強化です。
妊娠時からかかわっている母子保健部署と児童虐待などの養育課題に対応している児童福祉部署が一体的に動いていける体制を目指します。
このような社会的動きも手伝い,近年,母子保健の具体的役割や活動について知り合いの保健師にいろいろと教えてもらう機会が多くなりました。
正確な受けとめかどうか定かではありませんが,一般的に母子保健で対象とするのは3歳頃までのようです。
対象年齢を広げる動きが進んでいるとも。
子どもの育ちや子どもを守ってくことに欠かせない機能だと改めて思っています。
心中を除く児童虐待による子どもの死亡は年間50人。
うち3歳児までが74%(37人)を占め,5歳児までで80%です。
今日も暴力が原因と疑われる1歳児の死亡が報道されています。