全国紙の投書欄で見かけました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この文章を読んでいる人は「やばい」という言葉を普段どれくらい使うだろうか。この前,父と話していたら「さっきから『やばい』しか言ってないよ」と言われた。だが,他の言葉が見つからない。いや,見つからないのではなく,そもそも探そうとしていないのだと思う。
今年の4月に高校に入学し,新しい友達ができたが,すごいと感じることがある。ことわざや四字熟語など様々な表現が会話に出る。「話し方に知性がある」と思う。
若者言葉は相手との距離が縮まり,短い時間で相手に伝わるメリットがある。反面,無用な誤解を生んでしまう可能性がある。「やばい」という言葉はプラスにもマイナスにも捉えられる。私自身はLINEで友達に誤解を与えたことがある。
若者は会話で,自分の言葉を考える時間が短いと思う。一瞬待って自分の感情を相手に適切に伝える言葉を探すのも大切ではないだろうか。
(15歳・高校生)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「やばい」を耳にしたとき,解釈に困ることがあります。
感覚が共有できていないからだと思います。
相談業務で感覚が共有できなことは,致命的なことだともいえます。
私にとってこの投書は「やばい」の例えだけで終わらないメッセージになっています。
「自分の感情を相手に適切に伝える言葉を探す」
ことによると今の社会に求められていることなのかもしれません。
“「やばい」だけではない表現探す”
・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと