まずひとつ目。
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多忙な毎日 おちおち休めない
「楽しい夏休みだ!」と友達と遊ぶ予定を立てている中で出される夏休みの宿題。私にはその有用性が理解できない。廃止するべきだと思う。
夏休みに宿題が出るのは,夏休み期間中も家庭学習の習慣を生徒につけさせるため,と聞いた。だが,本当にそうなのか。
私は夏休みの宿題の中で数学や国語などの好きな教科は最初に一気にやり,絵を描くといった嫌いなものは最後のぎりぎりにまとめてやる。
同じように,宿題を2学期が始まる直前にやる人はたくさんいるのではないかと思う。周りの友達にもそのタイプがたくさんいる。そう考えると,家庭学習の習慣がつくとは必ずしも言えないのではないか。
何より私たちは,大人が思っているよりも多忙だ。習い事や部活もある。私は塾に通っており,夏休みには夏季講習もある。友達との遊びも大切だ。遊びは必要ないという人もいるがそれは違う。人との付き合い方など遊びから学ぶことは多い。
夏休みは夏に休むと書く。ということは日頃の疲れを癒す期間だ。宿題があると,おちおち休むこともできない。これらの理由から夏休みの宿題はいらない(と思いたい)。
(14歳・中学生)
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ひとつの子どもの声です。
「学習習慣」「多忙」,なるほどと思います。
この「意見表明」に大人はどう答えていくのでしょうか。
“多忙な毎日 おちおち休めない”
・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと