<学校での体罰>
先生方は子どもにかかわる専門職です。
教育についてさまざまな専門性を備えているでしょう。
教える技術が高いことは当然です。
そして,子どもの育ちを見通す力,特性や思い,都合などに目を向けていくことも技術のうちに入ります。
このことを十分に認識していないことが不適切な教育場面を生むような気がします。
先生方は公務員でもあります。
子どもの権利が,日本が批准している条約や法律でどのように謳われているか,果たしてどれだけ知っておられるでしょうか。
体罰が起きた時,“子どもの権利を侵害した” が真っ先に出てくるのが子どもにかかわる最前線の在り様ではないかと思います。
事後に目や耳にする言葉,“信用失墜行為” “学校教育法違反” “不祥事“ などは大人の都合を示す言葉です。
子どもの権利は大人の都合より,もっともっと前にある大事なものです。
専門職
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