こども家庭センター

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

全国の市町村が「こども家庭センター」を設置し始めています。
法律で促されているものです。
7年ほど前にも同じような動きがありました。
そのときは「子ども家庭総合支援拠点」。
おそらく馴染みのない名前だとは思いますが。
“支援拠点“ のときに比べると,今回の自治体の反応は早いように感じます。
オレンジが所在する地区の4自治体のうち3自治体は4月に設置しました。
1自治体も来年と聞いています。
素早い対応を否定するものではありません。
けれどもちょっと心配になることがあります。
“支援拠点” や “こども家庭センター” は,建物や組織を整えるのが目的ではありません。
“機能の設置” と言われています。
ねらいに叶った機能が発揮できるようになったかどうかが問われるものです。
自分の自治体の現状をしっかり評価し,必要なものを整理していく作業が欠かせません。
素早い対応はそのことが置き去りにされる危険性もはらんでいるように思えてならないのです。