073 読後感の共有

あんばや・べーす

・・・子育てと里山の自然に関することなど

 連休中に久しぶりに家族で入った書店で、中3の里子が「十戒」(夕木春央著 講談社)というミステリーを選んだので買って帰りました。彼が読んでしまってから、私も付き合って読んでみました。
 「殺人犯を見つけてはならない。それが、わたしたちに課された戒律だった。浪人中の里英は、父と共に、叔父が所有していた枝内島を訪れた。島内にリゾート施設を開業するため集まった9人の関係者たち。島の視察を終えた翌朝、不動産会社の社員が殺され、そして、十の戒律が書かれた紙片が落ちていた。」
 私には、設定や謎解きに少し無理があるように思えて、読み続けるのはかなり苦痛でしたが、子どもと感想を共有したいとの思いからなんとか読み終えました。読み終わって子どもと話したら、私とは違う受け止め方をしていて、とても面白く感じたようです。