伴走者

看護師を続ける主人公，心配と共に徐々に母の見え方が変わっていきます。

統合失調症は遺伝するのか？
いつか母のようになると思うと怖い。
先輩看護師の助言もあり少しずつ母の見え方が変わる。
母の送りたかった健康的な人生や主人公の母になろうと頑張っていたエピソードを知る。
そして「病気のお母さんが私にとってのお母さん」。
交際を始めた男性の家族の輪に入りたいと思い，結婚する。

この間も支援的にかかわる人がいます。
本人の状況や思いにかかわっていく人の存在がとても重要であることを感じます。
受容なのか共感なのかはよくわかりませんが，伴走する者がいるかいないかの違いは大きいと思いました。