地元紙に子どもの受賞の記事が掲載されることがあります。
スポーツだったり,書道だったり,いろいろと。
そのなかに,絵画やポスター,作文などが対象になっているものがあります。
〇〇カレンダーの絵画,〇〇ポスター,〇〇作文など。
行政機関や地域の諸団体が企画したものが多く,昔からあるように思います。
私にはちょっと違和感があります。
これらコンクールなどを始めたきっかけはよく知りませんが,「子どもを利用していない?」と感じるからです。
対象としているものについて子どもたちが考えたり学んだりする機会を提供する,あるいは啓発するといったねらいがあるのでしょうか。
広く一般に募集し,子どもの気持ちから応募するのであれば差し支えないかもしれません。
けれども学校から一律に求められ宿題などで取り組んでいるとすればちょっと考えものです。
そのための学習の場を十分に提供されずに,絵や作文を書くことが中心になっている傾向はないでしょうか。
そもそも学校は学習指導要領を踏まえて必要な学びや活動は確保しています。
そのようなコンクールを利用しなくても十分な学習の機会は用意できると思います。
そのように考えるのは偏屈なのでしょうか。
偏屈?
・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと