「宿題」について別の視点で疑問に感じていることがあります。
学校は子どもたちに必要な教育を提供する使命があり,その専門性やしくみ,実績には優れたものがあると思っています。
一方,宿題は学校を離れた場での活動を求めるものです。
帰宅後に家庭で取り組むことや,養育者が朗読を聞いたりマル付けをしたりするなどかかわることも求めている部分もあります。
ここに疑問を感じます。
家庭で過ごす時間にまで,学校教育が手をのばしているのではないかという疑問です。
子どもの生活は,平日では大半が学校で過ぎています。
貴重な家庭での生活時間にまで学校教育の求めが及ぶのは,私には不自然だと感じられます。
度が過ぎた言葉かもしれませんが,家庭の時間に学校が介入しているように感じます。
親子が,家庭で過ごすことができる貴重な時間を確保することの意義は大きいと思っています。
子どもや養育者それぞれの価値観や考えがあると思います。
そのようなことから「子どものため?」という全国紙の投稿は考えさせられる内容でした。
宿題④
・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと