昨日の朝日新聞に、子の預かり、「育児疲れ」もOK 公的サービス、条件撤廃広がる 頼れる里親「神様みたい」と題する、里親を利用したショートステイに関する記事が載っていました。記事は、おおむね肯定的に書かれていて、問題は、受け皿としての里親家庭が少ないことだけのようにも受け取れる内容でした。
私は昨日のこのコーナーで書いたように、市町村が里親制度を知り、里親支援ネットワークの一員になるのが理想だと考えています。しかし、この里親ショート制度では、千葉県の場合、これまで里親に関わってこなかった市町村が、児相その他の支援機関から情報を得ないまま、里親を利用することになります。また、里親ショートの利用状況も、児相などが把握しづらいシステムになっています。この制度を市町村と里親家庭の関係作りのツールと捉えることもできますが、進め方が少し乱暴だと思っています。この制度には、里親家庭と子どもをあずける側の家庭、双方の情報を把握して、マッチングや委託後の支援をする専門機関が必要だと考えています。
905 里親ショートステイ
・・・里山の季節の移り変わりや里親として感じていることなど