千葉県の里親支援の特徴は、①支援対象の登録里親数が多いこと。②支援機関数が多いこと。③千葉県では、民間の支援機関(オレンジの会)がフォスタリング事業を実施していること。④県内6児相ごとに「児童相談所管内里親支援機関連絡協議会(里連)」が設置されていること。
項目別に見ていくと、①他の自治体に比べて登録里親数が多い。(下表参照)②他自治体に比べて児家センの設置数と里専の配置数が圧倒的に多い。(公表されているデータが見つけられなかったので、正確な数字は得られていない。)③民間支援機関(オレンジの会)が包括的に里親支援事業を受託している。(他の多くの自治体では、フォスタリング事業を委託できる民間支援機関がないため、県や児童相談所がその業務を担っていると聞いている)④里連のもと、定期的な会議が開催されているため、県内全域にわたり児家セン、里専とオレンジが定期的に顔を合わせていて、民間支援機関同士の基礎的な関係性はできている。
895 里親支援のネットワーク作り③
・・・里山の季節の移り変わりや里親として感じていることなど