現在、国が里親支援をする機関として位置づけているのは、児童相談所、里親支援専門相談員(里専)を配置している施設、児童家庭支援センター(児家セン)、里親支援を目的としたNPO法人などです。全国的に見てみると、里親支援体制にはそれぞれの自治体ごとに特徴があり、様々な形態があります。児童相談所がほぼすべての支援業務を担っているところ、児童養護施設や児家センがフォスタリング機関となって包括的支援を行っているところ、また研修事業、訪問相談事業、普及啓発事業、リクルート事業などを、それぞれ別な機関が担っているところなど、自治体ごとに違っています。
では、千葉県の里親支援体制はどうなっているのか。次回以降、現状を見ていきたいと思います。
894 里親支援のネットワーク作り②
・・・里山の季節の移り変わりや里親として感じていることなど