増加を続けている小・中学校の不登校児童・生徒数が昨年度,急増したことが報じられました。
急増し過去最多となった一昨年度の約24万5千人から昨年度も大きく増加し約30万人になったそうです。
これがどのような数なのか,なかなか実感できません。
これまで不登校の子どもへの対応は,学校をはじめ教育委員会が配置する担当教員や設置する対応機関が担ってきたように思います。
どのような成果がみられるのか不勉強で把握していませんが,増加状況に追いついていない感もあります。
当法人の2つの児童家庭支援センターにも,不登校相談が多く寄せられるようになりました。
かかわりを通して感じるのは「学校教育」領域だけでは対応の限界が低いということです。
子ども家庭支援と同じように多職種の連携を模索していく必要があると思います。
その多職種をつなごうとする理念や意識,機能が十分ではありません。
また,学校のしくみや子どもへのかかわり方が現実に応じていけないという側面も子どもや養育者の言葉から感じざるを得ません。
急増に次ぐ急増
・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと