不適切な養育が続くことで子どもが脳に大きなダメージを受けることは,よく知られています。
その結果,長い期間苦しみ,場合によっては極めて生きにくい人生を歩まざるを得ない方がいることは耳にもするし,業務で接してきました。
不適切な養育が終わることと,子ども自身への影響が終わることは全く次元が異なると受け止めています。
そのようなことから,不適切養育が改善されたことで必要な支援が終了するというのは,子どもの側に立ったとらえ方とはいえません。
良くない環境にいるときはもちろん,その後もしっかりケアしていく体制が欠かせないと,最近強く思うようになりました。
それは18歳を迎えたかどうかは全く関係がありません。
利益と権利の主体者である子ども自身がどう受け止め,どう感じているかに私たちは常に焦点をあて続けることが大切だと考えています。
子どもの側からみる②
・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと