わかっていなかったことがわかった②

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

以前から頻繁に耳にする「発達障害」。
学校や教育委員会などでもその対応が進んでいます。
養育者も医療を視野に入れることが普通になるなど,私たちにとって身近な存在になってきています。
書物を読む前から聞いてはいたのですが,「愛着障害」と「発達障害」は同様の症状を呈することが多く,その見極めが難しいことをさらに知りました。
これまでに接した書物でも,安易に発達障害と見立て過ぎるという論調は少なくありませんでした。
今回の著書によれば,それらはメカニズムが異なるので,誤った見立てで支援することは,かえって子どもの症状を悪くするということでした。
発達障害についての対応が進んでいますが,そのあたりを整理する時期にきていると思いました。