昨日に続き全国紙の投書欄から‥
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私はひそかに学校の夏休みを「夏の強制家庭学習期間」と呼んでいる。「宿題や部活動に追われて休む暇もないけど,学校には行かない期間」になっているからだ。
宿題があって心身ともにリフレッシュなんて夢のまた夢だ。長い休みだから,自分で行きたいところややりたいことを考えて,どうするべきかを自分で考える。その方がよくはないだろうか。宿題も与えられてイヤイヤそのタスクを受け入れる。その結果,質も下がる。そんな負の連鎖が起きるのなら,いっそ宿題をなくした方がよくはないか。自分を成長させるのは自分なのだから。
誰かから課せられたものをただやるだけではなく,自らが実行しないと成長できない。夏休みとは?と質問した時,「自分のやりたいことができる時間」という答えが返ってくる未来を私は願っている。(13歳・中学生)
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私は「学校はなぜ宿題を出すのだろう」と常々思っています。
それは長期休業だけではありません。
通常,宿題は家でやります。
家で過ごす時間まで学校が介入すべきなのかと考えています。
宿題の功罪を「こども」の育ちの視点から考えてみることは,新たな子育て,子ども支援のあり方がみえてくるような気がします。
「強制家庭学習期間」,なるほどと目を引く言葉でした。
“夏休みは「強制家庭学習」期間?”
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