朝日新聞に「スポーツと共生 動くフランス」と題して、フランスのボルドー市のスケートボードとの「共生」について詳しく解説していて、「10時~20時はスケボーOK。20時以降は滑らない。」のルールを徹底させたり、スケーターと市職員や住民との対話を繰り返したりの努力を重ねた結果、ボルドー市はスケーターを受け入れ、穏やかな街づくりを実現したということです。
この記事について、2年前からスケボーにはまっている中2の里子に話をしました。彼が熱心にやっているのは、「パーク」でスケボー専用に整備されたパークという場所で滑るので、一般住民とのトラブルは少ない種目です。今回ボルドー市が受け入れたのは、「ストリート」という市街地の歩道などの階段や縁石、鉄製の手すりなどを使う競技です。うちの子もときどきは、友達とストリートをやりに行って帰ってくると「今日もキックアウト」(追い払われること)された。」と言ったり、「友達が警官に注意された」などと言うときがあります。里子の記事への反応は、「住民の意識が低すぎる」と言う考え方に終始していて、ボルドー市の取り組みとはほど遠いものでした。
824 スケボーとの共生
・・・里山の季節の移り変わりや里親として感じていることなど