この夏は医療従事者の方が来所されることが多くありました。
オレンジのことをいろいろとお伝えしました。
繰り返されたのは「オレンジは何歳まで対応できますか」というお尋ねです。
私にとっては意外な質問でした。
でも,今の日本の社会福祉のしくみを表している当然とも思えるものです。
現在のいろいろな支援のしくみは子どもと大人に分けられています。
その境は概ね18歳です。
児童福祉法の児童は18歳未満,これを境にいろいろなしくみが変わります。
児童家庭支援センターも対象は18歳未満とされています。
けれどもオレンジは,そのことをほとんど意識していません。
子どもの頃にかかわり始めたら,その人が必要としなくなるまでかかわれたらいいなあという考えで接しています。
ですから「何歳まで」という終わりは意識せずに業務を行っています。
このポケットともいうべき境をしっかりつなぐしくみがないのが現状です。
何歳まで?
・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと