発達障害

「発達障害」
いま，子どもの育ちや子育てで避けて通ることが難しいと感じられるまでになったテーマです。
相談業務でも，話題になることが少なくありません。
これまで「発達障害」についての本や資料を読みましたが，正直，どうもよく理解できませんでした。
“発達障害というのは，こういうものです” という解説は，私にはあまり使い勝手の良い内容ではありませんでした。
わかったような，わからないようなという印象ばかりが残りました。
再チャレンジのつもりで，買っておいた本を大型連休中に読みました。
著者は小児科医で大学教授をされている方。
フィットしました，ストンときました。
わかりやすい，私には。
相談員として応じていく手がかりが豊富に書かれていました。
児家センの相談員は，必ずしも発達障害の専門家である必要はありません。
診断されたり，心配したりしている子どもや養育者のお手伝いにつながる手がかりを教えていただきました。
所内で共有したい１冊です。