子どもの「思い」や「気持ち」がより受け止められるようにするにはどうしたらよいのでしょう。
児家セン業務をとおして頭に浮かぶことがいくつかあります。
<子どもが権利の主体者であることに大人が正面から向き合う>
このことは大きなカギを握ると思っています。
子どもは発達途上であり未熟というとらえから,大人の価値観やあるべき論を必要以上に子どもに課しているようなことはないでしょうか。
躾は大切ですが,発達に合わせることや権利の主体であることが軽視されている状況に出会うことが少なくありません。
大人と同様に子どもも人間として生を受けた瞬間からあらゆる権利をもっています。
子どもだからという理由で権利が制限されることはありません。
大人は社会的,経済的など多くの部分で子どもに対して優位な立場にいます。
そのことが子どもが権利の主体者であることを蔑ろにする落とし穴になっている気がしています。
子どもが社会的に未熟であることと同様に,大人のもつ子ども観も未熟であるのかもしれません。
少なくとも業務で子どもにかかわる者は,子どもの権利についてしっかり学び,肌感覚として身に付けていく必要があります。
子どもの views を感じ,受け止めるベースになるものだと思います。
views③
・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと