全国紙で,生理用品についての女子中学生の投書を見かけました。
少し前から,「生理の貧困」がひとつの社会的問題になっています。
これまで私は議論にかかわったことがありません。
けれども大事な問題だと思っています。
生理用品を購入することが困難という状況は,すぐにでもなんとかしなければなりません。
ただ,この問題は生理用品を行き渡るようにすることにとどまらないものと受け止めています。
女性がどのように生きていける社会であるかを問われているテーマのように感じます。
性被害,社会での差別や生きづらさなど,見つめ直していかねばならないものがたくさんあります。
生理用品のことが,それらのひとつとしての文脈で語られ,議論されていくことが大事なのだろうと思います。
その延長に,意味の深い行政施策や社会活動があると考えています。
投書者も真剣に考え,実践している一人と感じました。
生理用品
・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと