市町村に合った

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

子ども家庭支援の体制づくりは市町村の仕事です。
2000年以降,国の方針により市町村は新たな体制づくりを進めています。
20年ほど前に示された基盤となる体制(要対協)は全国の99%以上の市町村に設置されました。
一方,より機能化を求め今年度末までの設置を求められているしくみ(支援拠点)はまだ半分以上の市町村が未設置です。
そのような状況のなかで,今月8日の児童福祉法改正でさらに包括的な機能を求めたしくみ(子ども家庭センター)を2年後までに整備することとなりました。
これらのことを推進するために市町村に説明・助言するアドバイザー制度があり,今年で4年目を迎えました。
昨日,参加できる23名のアドバイザーと厚労省の担当者,制度の事務局がオンラインで会議を行いました。
とても意義深い会議でしたが,全国の市町村にはそれぞれに抱えた事情や課題があり,その整備は容易ではありません。
都道府県やアドバイザーには,一律ではなくその市町村に合った説明・助言が求められています。