４９９人

「４９９人」
昨年自殺した小中高校生の人数だそうです。
今朝，報道されていました。
統計を取り始めた1980年以降で最多，前年から１００人の増。
今年も５月までで１９２人，各月ともに昨年を上回っているとのこと。
文科省の有識者会議では，増加の背景に「コロナ禍による様々な環境の変化」を挙げているようです。
人間は心身ともに，環境の変化には強くない生き物だと思います。
生活や行動が大きく変わっている現在。
これまでは特に問題と感じなかったことが気持ちの中で重くなってくる。
気になっていたことでも，これまでは何とか対処できていたのに，それが難しくなる。
いろいろな形で生きにくさが増している子どもは少なくないのだろうと思います。
自殺を考えた子どもは４９９人の何倍，何十倍いるのだろうと思うと，辛い気持ちになります。
いろいろな形でSOSが出せたらと思うことしきりです。
かけられたひと言が大きな意味を持つことも少なくないのでしょう。