1ヵ月ほど前のこのコーナーでも取り上げましたが,再び「ヤングケアラー」のことです。
家族の病気や障害などを背景に,家族のサポートや家事等を担う18歳未満の子ども。
その存在が徐々に明らかになってきているようです。
児童虐待とは構図が異なる部分があるようですが,子どもの健全な育ちや自立に向け重大な影響をもたらすことは変わりません。
オレンジがかかわるある市の要保護児童対策地域協議会の実務者会議でも,ヤングケアラーという言葉が出てきています。
「自分がヤングケアラーであると自覚しにくい」「相談する相手がいない」「孤立」など,課題は大きく,対応は緒にもついていない感じがします。
一朝一夕に支援体制が進むことは期待できません。
周囲の大人が気づき,子どもの話を聞く環境づくりを意識していくことはすぐにでも始める必要があると感じます。
まもなく冬休み。
心配です。
オレンジの相談電話は年中無休です。
もしよかったら話を聞かせてください。
ヤングケアラーと冬休み
・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと