こども家庭センターについての研修で,ある自治体の実践例を聞きました。
人口3万人弱の市。
支援資源も多くないそうです。
いろいろな取組を進めていました。
いいなあと思ったのは,子ども家庭支援業務で感じた疑問を放置せず,丁寧に取り扱っていることでした。
肌感覚でとらえた疑問や課題は,その方や自治体にとって内容が明確です。
結果として,どこかの自治体の真似ではなく工夫された独自の活動が展開されているようでした。
こども家庭センターは,“社会資源の開拓“ が求められています。
報告者は,いろいろと考えたうえで気づいたそうです。
「この市には相談員がいる。相談員こそが一番の支援資源」
なかなかたどり着けないとらえ方だと思います。
このような気づきに至る過程にはさまざまな経緯があったと推測します。
でも「相談員こそが」は,私も含め支援業務に携わる者が改めて向き合う価値のあるメッセージだと思いました。
相談員こそが
・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと