「青い月夜の浜辺には 親を探して鳴く鳥が 波の国から生まれ出る ぬれた翼の銀の色 夜鳴く鳥の悲しさは 親を尋ねて海越えて 月夜の国へ消えてゆく 銀の翼の浜千鳥」(浜千鳥 作詞:鹿島鳴秋 作曲:弘田龍太郎 1920年発表)
南房総市和田浦の花園海岸には、「浜千鳥」の歌碑があります。作詞者の鳴秋は、一時和田町に住んでこの海岸をこよなく愛していたそうです。鳴秋が幼いころ両親と離別した経験を元にしているという説と、体の弱かった娘を和田町に療養に連れてきたけれども亡くなってしまったことからの作詞だという二説あるそうですが、里親には特に沁みる歌詞です。
327 沁みる唱歌
・・・子育てと里山の自然に関することなど