イライラ

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

養育者からの相談に応じていく際,その方の困り感をテーマに面談を進めていくことはよくあります。
場合によっては,困り感を共有しないと面談が単なる雑談や世間話になってしまう可能性もあります。
相談員にはその方の困り感を導き出し整理する力が問われているといえるかもしれません。
面談を重ねていくなかで,困り感を話題にしても「特にありません」という返事が繰り返されたケースがありました。
どうもその方に近づくことができていないような感覚で,戸惑いを感じていました。
ある日,「どんなときにイライラしますか」と尋ねました。
そうしたら「〇〇のようなとき,毎日です」と返ってきました。
その後の会話でその方にグッと近づいた感覚がありました。
やりとりがより自然になった感じもしました。
感覚を共有していく言葉は一様ではないと教えてくださった方でした。