3週間ほど前に全国紙の投書欄でみかけました。
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「夏休み不要」理由に向き合って
「夏休みがなくてもよい」「今より短い方がよい」。生活が苦しい家庭の保護者の6割がそう答えたという認定NPO法人「キッズドア」の調査結果に衝撃を受けた。
物価高で食事代,猛暑で増えるエアコンの電気代がかさむのが心配だろう。そこまで経済格差が広がっているのだとつらくなった。
子どもたちにとって楽しみな夏休みのはずが,「親に負担をかけられない」と食事を減らしたり,お金のかかる夏祭りには行かないと考えたりする子がいる。
先生は「夏休みには,学校ではできない楽しい体験をしよう」と呼びかけるが,それが絵空事になる現実が進んでいるのだ。NPOなどは食糧支援や子ども食堂の開設,イベント企画などで困窮家庭に手を差し伸べようとしている。しかし,それを上回る希望が寄せられているという。もはや国や自治体が動かなければならない状況に来ていると思う。
子どもたちが安心して楽しい夏休みを迎えられるよう,支援金を出したり食料を援助したり,楽しい活動をみんなで支え合っていかなければならないと考える。子どもたちに寂しい思いをさせてはならない。
(67歳・無職)
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この調査結果の報道は私も読みました。
夏休み中盤,どのような生活が続いているのか気にかかります。
連休といわゆるお盆休みが続き,社会資源が少し止まっています。
今年は9日間。
さらに拍車をかけていなければいいのですが。
報道で目にする新幹線や空港の混雑などは,一面に過ぎないことをオレンジの業務でも感じます。
この期間,オレンジは通常の業務を続けています。
今週も家庭訪問で子どもや養育者に会い,顔を見たり話を聞いたりすることがささやかなお手伝いになればと思っています。
“夏休み不要”
・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと