相談業務で長く相手の方にかかわっていて,いわゆる “気心が知れた” 感じになることはよくあります。
むしろ,そのような関係になってこそ本人の思いや強みを踏まえたサポートができるのだろうと思います。
そのようなことは容易ではないと感じさせられることがありました。
長年かかわってきた中学生。
ある日,その子の交友関係や日常の話題をたくさん話しました。
気持ちや思いを率直に話していました。
明るく,元気でした。
2日後,体調不良や今後の見通しの立たなさを暗い表情で長々と話す姿に向き合うことになりました。
「えっ」と思いました。
どう受け止めればよいか大きく戸惑いました。
改めて,人が向き合っている課題や思いは簡単にわかるものではないと知りました。
わかっているつもりになっていた相談員が,ここにいました。
わかっているつもり
・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと