改めて「要対協」

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

7年前の「子ども家庭総合支援拠点」,今年の「こども家庭センター」と新たなしくみが市町に整備されつつあります。
子どもが育つ過程での問題が噴出している今の日本では,当然,力を入れていくべき部分だと思います。
私は,それらのしくみの核を担う「要保護児童対策地域協議会」(要対協)に改めて目を向けるときだと思っています。
新たなしくみを整えたことに自治体が目や気持ちを向け過ぎることは危険だと思っています。
要対協の調整機関業務は複雑で特別な技量と経験を求められます。
同時に極めて多忙な部署です。
そのような部署の機能が,この数年間でより専門性を高めているか振り返ること無しには,支援拠点やこども家庭センターのしくみを整えても,問題の核心には迫ることができません。
いま改めて「要対協という課題意識」が全国の市町村に求められています。