心の命

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

今回,実録コミックのあらすじを追った目的や理由は私のなかでハッキリしていません。
あるヤングケアラーの生きてきた様子を整理ししっかり認識したかったという私自身の都合からかもしれません。
子ども家庭支援の仕事を重ねているうちに「心と身体の命」を一時も離すことができなくなりました。
身体の命を亡くすことがあってはなりません。
同じように心の命も脅かされてはなりません。
心の健康はかかわっている者でもわからないことが少なくありません。
そして,傷つける環境が改善されてもすぐに健康を取り戻せません。
さらに大人になっても「生きづらさ」というなんとも大変な影響をもたらします。
それはヤングケアラーだけではなく,児童虐待をはじめとした不適切養育の環境で育ったすべての子どもに当てはまるでしょう。
長い長いサポートとフォローが必要になってくる「心の命」にしっかりフォーカスしたいと考えています。