感情を出していいんだ

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

主人公は看護師の国家試験に合格します。
「これで経済的に自立できる」と病院の勤務が始まりました。

先輩看護師から「傾聴は得意ね」と認められ,リーダー業務も任せられるようになる。
忙しそうで人に頼むことができず,事故につながりかねない出来事が起こる。
「もっと周りの人を頼りなさい」と言われ,人に頼むのが苦手な自分に気づく。
「子どもの頃からなんでも一人でやってきた,嫌われたくなくて人に頼めない」
自殺未遂の患者から,自分を殺してと言われる。
どう思ったか先輩から聞かれ,戸惑った挙句に「困りました」と答える。
「そうね困るよね,正直に言ってくれてありがとう」
感情を出しても受け止められる,出していいんだと,少しずつ自信がついていく。


子どもの頃に獲得できなかったものが社会に出て影響する。
社会適応できているようでも生きづらさはつきまとってくることを改めて認識しました。