あなたの権利

性暴力が相談されない背景のひとつに教育の不十分さがあるそうです。
すべての人に性的自由を侵害されない権利がある。
どのようなことが性的自由にふれる行為なのか。
これらをしっかり教えられてないために，嫌だなと感じながらも開示につながっていかないと知りました。
そして家族や人間関係を壊したくない，自分が我慢すればなどという思いから閉じ込める。
加えて，言っても信じてもらえない，言ったら傷ついたなどからさらに見えない状況が深まる。
調査で判明している性暴力を受けた年齢を踏まえると，３～４歳から「侵害されない」や「どのようなことが」を教えていく必要があるそうです。
私が日ごろから思っている次の言葉も講師から聞かれました。
「“人の権利を侵害しない“ は盛んに教えられるが，“あなたの権利も同じように侵害されてはいけない“ は軽んじられている」