児童相談所で取り扱う相談のうち性的虐待のケースは約1%。
長年,同じ割合が続いています。
けれども実態はこのようなものではなく,実際にはかなりの数にのぼるという見方が昔から一般的です。
性暴力は認知されにくく,相談もされにくいと言われています。
性暴力発見のきっかけは,子ども自身の開示によるものが多く,なかでも学校の教員への開示が多いと知りました。
はじめから大人が理解しやすくすべてを話すことはまずないそうです。
教員には子どもの話に「えっ」と思うかどうかのセンスが問われることになります。
もちろん,それは教員だけではなく,子どもにかかわる大人に求められるものです。
そして最も信頼できる人に打ち明けるという当たり前のようなことも改めて教えてもらいました。
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