011 逆ピラミッド

あんばや・べーす

・・・子育てと里山の自然に関することなど

 最近、複数の施設の職員から、入所児童の年齢構成を聞く機会がありました。ほぼ共通して「幼児は一握り、中学生・高校生が多くなってきて逆ピラミッドの年齢構成になっている。」とのことでした。これは、児童相談所が乳幼児の措置先として、施設ではなく里親を選択するようになったからだと思われます。一昔前までは、乳児院から児童養護施設への措置変更が一般的だったのが、最近は2~3歳児の里親への措置変更が盛んに行われるようになって来ています。
 里親委託が増えてくること自体は、単純に良いことだと思いますが、それに伴って支援体制も充実させて行く必要があります。オレンジとして、まだまだ児童相談所との情報共有や連携体制が十分とは言えない状況ですが、地道にあせらず進めていきたいと思います。